トラベル&ライフ2020.8-9月号の特集は、ショッピングサイト「JTBショッピング」を利用したお取り寄せグルメで旅気分を味わおうという企画。本誌ではヨーロッパ、日本、アジアのエリアごとに、お取り寄せ商品で作るメニュー献立と現地の気分をより楽しめるテーブルコーディネート術を、フードコーディネーターの中山暢子さんに教えてもらった。
タイのプーパッポンカリー
トムヤムスープ
ガパオ炒めはレタスで巻いて
例えばアジア。取り寄せたのは、タイのプーパッポンカリー、鶏肉のガパオ炒め、トムヤムスープ、台湾の汁なし混ぜ麺、そしてタイのビール、フェダブロイ。
汁なし混ぜ麺がおしゃれな前菜に
なかでも目を引いた盛り付けが、台湾の汁なし混ぜ麺。汁なし混ぜ麺はピリッとした辛さがクセになるおいしさで、通常は主食として用いられることが多い。それを今回は、レンゲを使って前菜風に仕上げた。盛り付けのポイントは、レンゲにキレイに麺を載せること。箸で麺を少量つまんで麺を箸に巻き付けてからレンゲに載せるのがコツだ。 レンゲを使った盛り付けは、ほかにもある。一口サイズに切った冷奴をレンゲにのせ、ショウガや大葉、刻んだザーサイなど、それぞれの冷奴にトッピングして並べると、テーブルがより華やかになる。
夏の定番メニュー、素麺
日本の主食に選んだのは、夏の定番メニューの素麺。取り寄せたのは、手延素麺の産地として知られる小豆島産の「小豆島手延素麺光」。熟練の職人たちが手延製法によって太い麺から糸のように細い麺に仕上げ、天日で乾燥させたもので、でき上がった麺はコシがあるのが特徴だ。
素麺は夏の間、食卓にのぼる回数も多くなるだけに目先を変えて楽しみたいと思っている人も多いはず。そこで簡単にできる素麺のアレンジを中山さんにうかがった。
まずは簡単な薬味。「一般的な薬味はミョウガ、大葉、ショウガなどがありますが、キュウリや茹でたエビ、錦糸卵、トマトの角切り、細かく刻んだ漬物なども合います」とのこと。
また、素麺自体に手を加えた楽しみ方について。
「野菜と炒めたソーメンチャンプルーや、フライパンに油を敷いて素麺をカリカリに焼いて、その上に野菜たっぷりのあんをかけてあんかけ焼きそば風にしたり。また、素麺をレタスや大葉、茹でエビなどと一緒にライスペーパーで巻いて生春巻きにするのもおすすめです」と中山さん。
アジアのお取り寄せ商品の一部
今回、利用したJTBショッピングは、旅をテーマにしたショッピングサイト。JTBグループが日本全国・世界各地からご当地ならではの逸品を厳選して紹介している。その土地ならではの名物や老舗の味を取り揃えているので、気になる商品をお取り寄せして、おうちで旅気分を味わおう。
詳しくは JTBショッピング へ。