こだわりのハンガリー雑貨店
海外現地ライター便り
ブダペストの繁華街にあるVáci utca （ヴァーチ通り）。数多くのお店やレストランが並んでいて、観光客からも人気のショッピングストリートです。たくさんのお土産屋さんもありますが、その中でもとっておきの雑貨店を2つご紹介します。
定番とは少し違ったハンガリーグッズを探すなら、まずはTatika （タティカ）へ。
ヴァーチ通り沿いにあるウインドウでは、カラフルな小物たちがお出迎え。その愛くるしさに誘われるように、店内に吸い込まれていきます。
絵葉書やマグネットといったお土産向けのものから、エコバッグやポーチなど自分用にもほしくなるようなアイテムがずらり。
デザインは明るい色を基調とし、その色の組み合わせも派手すぎず、地味すぎず、キュートなまとまり。
ハンガリーを全面に押し出しているわけではなく、でもどこかハンガリーらしさもある、その絶妙な絵柄は、他店ではなかなか出会えません。
ハンガリー犬やこの国の偉人、ブダペストの建物を描いたものなど、そのモチーフは多種多様です。知っている人ならわかるデザインは、コアなハンガリー好きにはたまりません。
また、当地在住者の間では、Tatikaの鞄は特に人気です。オシャレなだけではなく、多機能で使い勝手も良し。
写真だけでは、その個性的な良さは伝わりにくいので、お立ち寄りの際は、一つひとつ手に取ってお気に入りのバッグを探してみてくださいね。
Tatika（タティカ）
住所：1056 Budapest, Váci utca 40.
営業時間：10:00～20:00（金・土曜日は21時まで、日曜日は19時まで）
Vörösmarty tér（ヴルシュマルティ広場）から華やかなヴァーチ通りを歩いていくと、左手に静かな小道があります。そこを曲がると、そっと隠れるかのようにいくつかのショップが佇んでいます。
その一つがBomo Art（ボモアート）。ジャーナルノートやポストカード、ラッピングペーパーなど、紙にこだわった商品を扱っています。
紙が好きというユニークな感性をもったオーナーは、印刷のプロを目指して、紙に情熱を注いでいたそう。そんな時、素晴らしいハンガリーデザイナーと出会います。そして、彼らの夢をカタチにしたのが、この店なのです。
美しい紙製品が並び、店内はまるでアンティークな書庫のよう。背表紙の色も趣があります。
特におすすめは、19世紀末の古き良きブダペストの地図をモチーフにしたノート。
その他、この国の有名な芸術家たちを思い起こさせるような表紙などもステキです。Bomo Artは、オリジナルなデザインに加え、ハンガリーらしさをレトロな形で表現しています。
見た目だけではなく、手帳は書き心地も抜群。デスクワークが楽しくなる、そんな自分だけの一冊が見つかるかもしれません。
現在は、ブダペスト中心街に3店舗を構えています。観光スポットのブダ王宮下にあるショップでは、皮カバーのノートに有料で名入れや刻印をしてくれるようです。（混み具合によりますが、早ければ30分程度）
大切な人への特別な贈り物にも、きっと喜ばれることでしょう。
Bomo Art Budapest
1052 Budapest, Régi posta utca 14. （Vörösmarty tér側ヴァーチ通りすぐ）
営業時間：月～金 10:00 - 18:30 / 土 10:00 - 18:00 / 日・祝休み
Bomo Art Buda
1013 Budapest, Ybl Miklós tér 2-6.（ブダ王宮下、Várkert Bazárすぐ横）
営業時間：月～金 10:00 - 18:30 / 土・日 10:00 - 18:00
Bomo Art Budapest Petit
1075 Budapest, Síp u. 24.
営業時間：月～金 10:00 - 18:30 / 土 11:00 - 19:00 / 日・祝休み
※掲載の情報は、2020年3月現在の情報です。内容は変更となる場合があります。
