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日本・オーストリア友好150周年記念-ハプスブルク展-

ウィーンの名門一族の至宝は必見
2019年12月27日
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東京都台東区上野公園の国立西洋美術館で、「日本・オーストリア友好150周年記念-ハプスブルク展-600年にわたる帝国コレクションの歴史」が2020年1月26日(日)まで開催中だ。

13世紀後半にオーストリアに進出後、同地を拠点に勢力を拡大し、強大な帝国を築き上げたハプスブルク家。長きにわたり、広大な領土と多様な民族を支配し、ヨーロッパに君臨し続けた同家は、現代まで語り継がれる名門としてその名を馳せた。

また、ハプスブルク家は、その潤沢な財力と人脈で、絵画や工芸品、武具など、質・量ともに世界有数のコレクションを築いたことでも知られている。そのうちオーストリアを拠点とし続けた同家本流による蒐集品の主要部分は、今日のウィーン美術史美術館における収蔵品の核となっている。
オーストリアと日本の国交樹立150周年を記念する本展では、同館の協力のもと、絵画を中心に、版画、工芸品、タペストリー、武具など約100点を公開。
"最後の皇帝"フランツ・ヨーゼフ1世やベラスケスを見出したフェリペ4世、波乱の生涯を送った王妃マリー・アントワネットなど、個性豊かなハプスブルク家の人々を紹介しながら、時代ごとにその特色を浮き彫りにしていく。

貴重なコレクションの数々を日本で見られるこの機会、ヨーロッパの表舞台で脚光を浴びてきた、ハプスブルク家の歴史に思いを馳せてみてはいかがだろう。

マリー・ルイーズ・エリザベト・ヴィジェ=ルブラン マリー・ルイーズ・エリザベト・ヴィジェ=ルブラン 《フランス王妃マリー・アントワネットの肖像》
1778年 油彩/カンヴァス ウィーン美術史美術館 Kunsthistorisches Museum Wien

【開催概要】
日本・オーストリア友好150周年記念
ハプスブルク展
600年にわたる帝国コレクションの歴史

会期/2019年10月19日(土)~2020年1月26日(日)
会場/国立西洋美術館(東京都台東区上野公園)
開館時間/9:30~17:30(金・土曜日は20:00まで)入館は閉館の30分前まで
休館日/毎週月曜日(ただし祝日の1月13日は開館)、12月28日(土)~1月1日(水・祝)、1月14日(火)
お問い合わせ/03-5777-8600(ハローダイヤル)

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