週末にニューヨークにいる機会があれば、ぜひとも体験していただきたいのがブランチ。
ニューヨーカーにとってのブランチは昼間からお酒を飲んだり美味しいご飯を食べたりするだけでなく、大好きな仲間との会話や社交の場でもあります。今も昔も変わらない文化のようなものなのですね。
メニューは常に進化を続けていて、今では典型的な卵料理の他にサラダ中心のヘルシーブランチやBreakfast Steakという朝からステーキが食べられるところがあったりします。ジャンルも様々ですからハイエンドな有名店にするのか、昔ながらのダイナーにするのか、気分と予算によってレストランを選べるのもニューヨークの良いところです。
とは言っても観光や短期滞在の方にとっては『お店がありすぎて迷ってしまう!』という悩ましい思いをされる方も多いのではないでしょうか?
そんな時に私が提案したいのが、地元に根ざしたニューヨークならではのブランチスポット。探すと結構あるものです。せっかくニューヨークにいるのですから、とことん現地の味を楽しみましょう。
なかでも私のオススメはショップ+レストランの"FORAGERS"。ブルックリン発祥で現在はマンハッタンにも店舗があります。地元の農場や生産者との取引にこだわっているので、NY近辺で収穫された新鮮な食材を美味しくいただくことができます。
ブランチがあるのは週末のみ。メニューは幅広く、朝からボリュームたっぷり食べたい方、お野菜中心にしたい方、そしてスイーツ系から始めたい方、それぞれの期待に応えてくれます。
まず、やっぱり朝は卵!という方は定番の"Any style"で自分の好きな卵料理をオーダーしましょう。
ヘルシー志向の方は"Super Green Egg White Omellette"を注文すればお豆腐などが入った卵白のオムレツが出てきますよ。ヘルシーメニューとは言ってもボリュームはしっかりあってお腹いっぱいになりますからご心配なく。
また、朝からお肉をモリモリ食べたい方にはソーセージ(見た目はハンバーグっぽい)を使った煮込み料理やラップが用意されています。たくさんの豆や野菜と調理されているので栄養満点です。お肉も地元の農家からクオリティー重視で仕入れているそうです。
そして休日の朝は甘いブランチから始めたい!という方はパンケーキやワッフルを選ぶことができます。個人的にオススメしたいのはパンケーキ。
本当にフワッフワで他にはない柔らかさがやみつきになります。普通にブランチを食べて、最後にパンケーキをシェアしているグループもよく見かけます!
ブランチをしよう!と言っても週に2回の機会ですから、旅行中の方はなかなか何度も体験できないですよね。星の数ほどレストランがあるニューヨーク。どこに行こうか迷ったら地産地消にこだわったレストランを選んでみるのも良いのではないでしょうか。"FORAGERS"はショップも併設されているのでNYならではのお土産を見つけることもできますよ。