真っ赤に熟したスカイベリー(写真提供=いちごの里)
真っ赤に熟したスカイベリー(写真提供=いちごの里)

栃木県小山市のいちご狩り「いちごの里」で楽しむスカイベリー

トラベル&ライフ 取材こぼれ話
2019年01月31日
カテゴリー
国内旅行
旅行記

トラベル&ライフ2-3月号の特別企画の取材で訪ねた「いちごの里」。初めて三ツ星いちごの「スカイベリー」を味わい、その甘さに感激した。「いちごの里」では、GW頃までスカイベリーの摘み取り食べ放題を実施しているので、その甘さをぜひ現地で実際に味わってほしい。楽しく、おいしく味わうために、いちご狩りでの上手な摘み取り方を教わった。

いちごの上手な摘み取り方のコツとおいしい食べ方

いちごの上手な摘み取り方 いちごを採る時は茎を人差し指と中指に挟む

いちごは赤く熟したものを選ぶこと。いちごの茎を中指と人差し指で軽くつまんで(写真参照)、スナップをきかせるように果実を自分の側へひっぱる。すると、驚くほど簡単に取れる。
摘んだいちごはヘタの方から食べるのがおすすめ。先端の方が糖度が高いので、ヘタの方から食べると最後まで甘さを感じられる。

大切な受粉を行うのはミツバチ

スカイベリーの特徴の一つは、果実の大きさにある。1粒がピンポン玉ぐらいの大きさで、手のひらにのせるとズシリと重たい。大きな果実を作るため、通常は1本の苗に少なくとも10から15の花をつけるが、それを約半分の5~7間引いている。もちろん、これは手作業で行われる。
ちなみに、受粉はミツバチが請け負っている。ハウス内にある木製の木箱には数千匹のミツバチがいるというのにも驚いた。

大谷資料館の幻想的な地下空間で戦時中に思いをはせる

地下30mに巨大で幻想的な地下空間が広がる大谷資料館 大谷資料館の幻想的な地下空間

地下30mに巨大で幻想的な地下空間が広がる大谷資料館も印象的だった。大谷石は、宇都宮市大谷町一帯で産出している石のことで、軽くて耐火性があるため、建材として広く用いられている。帝国ホテルの旧本館に使われたことで、その名が一気に広まったという。

敷地内にあるカフェとショップを併設したロックサイドマーケット店内の様子

ロックサイドマーケットには、大谷石で作ったグッズのほか、栃木の名産品などが揃う ロックサイドマーケットには、大谷石で作ったグッズのほか、栃木の名産品などが揃う

本誌では紹介できなかったが、敷地内にあるカフェとショップを併設したロックサイドマーケットにぜひ立ち寄ってみたい。大谷石を使ったキャンドル立てやランプシェイドなどおしゃれな雑貨が揃い、新たな大谷石の魅力にふれられる。

文=木村理恵子 写真=高島史於
このページのトップへ