カフェ「裏葉」のメニュー「青奬烤蔬菜三明治(バジルソースの野菜サンドイッチ/250元)」

リノベカフェの聖地「台南」で訪れたい"ガーデン系"カフェ3選

海外現地ライター便り
2018年12月28日
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海外旅行
旅行記

衰えることのないリノベカフェブームが続いている台湾ですが、ブームの先駆けとなったのは、台湾南部の街「台南」なのだそう。歴史の香りを感じる台南で、街あるきの疲れを癒してくれる緑いっぱいの"ガーデン系"カフェ3軒をご紹介します。

おとぎ話に登場しそうな雰囲気のカフェ「Kokoni green」

おとぎ話に登場しそうな雰囲気のカフェ「Kokoni green」の外観

店名に「green」と名が付くほど、緑に包まれているこのカフェは、細い路地のつきあたりに位置しています。このカフェを経営しているのは、このお店の他にも「kokoni cafe」や「kokoni kakigori」など、「kokoni」シリーズのカフェを台南に展開しているご夫婦。「kokoni」は、日本語の「ここに」という意味で、和テイストのメニューを少し取り入れているのが特徴です。

築60年という古民家をリノベしたという、温もりある店内

築60年という古民家をリノベしたという、温もりある店内では、サラダや定食メニューなどがいただけます。

和風香橙雞腿沙拉(チキンの和風オレンジサラダ/180元)

野菜をモリモリ食べたい時には、和風香橙雞腿沙拉(チキンの和風オレンジサラダ/180元)がおすすめです。数種類あるフレッシュジュースも濃厚でおいしいので、ぜひ試してみてくださいね。

Kokoni green
住所:台南市中西區觀亭街67號
時間:11:00~20:00

タイ料理の隠れた名店「珍妮花與南洋杉Jennifer&Araucaria」

「珍妮花與南洋杉」店内の様子

今年オープンしたばかりの「珍妮花與南洋杉」は、ひっそりとたたずむタイ料理のお店。目立つ看板などは出ていないにも関わらず、オープンと同時にすぐに席が満席になってしまうほどの人気ぶりです。予約は受け付けていないので、来てすぐ入れたらラッキーというモチベーションで行きましょう。

みなさんのお目当ては、グリーンカレーやトムヤムヌードルなどのタイ料理。台南でタイ料理というとちょっと意外ですが、台湾南部の料理は、比較的甘めの味付けが多いので、ときどき、タイ料理のような辛くてさっぱりとした味を求める人が多いのかもしれません。

綠咖哩松坂豬飯(グリーンポークカレー/170元)

綠咖哩松坂豬飯(グリーンポークカレー/170元)も、ピリッとした辛さで癖になりそう...。明るい日差しが差し込む、温室のような空間で、のんびり森林浴ランチが楽しめますよ。

珍妮花與南洋杉Jennifer&Araucaria
住所:台南市東區勝利路52巷2號
時間:11:00~21:00、水曜休み(その他不定休あり)

なかなか入れない隠れ家カフェ「裏葉」

ジャングルのような店の入り口

ジャングルのような入り口から入る「裏葉」は、なかなか入れないカフェとして有名です。ここも予約は受け付けていないので、ごはん時の少し前の、お客さんが比較的少ない時間帯が狙いめです。1階がキッチンで、客席は2階です。10席ほどの小さな空間はアットホームな雰囲気で、リピーターが多いのもうなずけます。

青奬烤蔬菜三明治(バジルソースの野菜サンドイッチ/250元)

こってりとした料理が多い台南で、野菜たっぷりのヘルシーメニューが楽しめるのは、疲れた胃袋も喜びそう。「青奬烤蔬菜三明治(バジルソースの野菜サンドイッチ/250元)」は、ベジタリアンもOKなお肉なしのプレートながら、ボリュームたっぷりでお腹いっぱいになる一皿です。店内には、日本語の雑誌も多く並んでいるので、ついつい長居してしまう居心地のいいカフェです。

裏葉
住所:台南市北區西門路三段45巷42弄10號
時間:9:30~17:00、水~金曜休み(その他不定休あり)

台湾の古都、台南へ来たからには、ここならではの魅力がいっぱい詰まった"ガーデン系"カフェに、ぜひ足を運んでみてくださいね。

文・写真=岩田優子
※掲載の情報は2018年11月現在の情報です。内容は変更となる場合があります。
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