タイの人気観光地パタヤの魚市場で炭火焼シーフードを堪能

タイ パタヤの魚市場で炭火焼シーフードを堪能!

海外現地ライター便り
2018年12月14日
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海外旅行
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タイの人気観光地パタヤの魚市場でローカルの食べ方に挑戦!

タイの人気観光地パタヤのすぐ北隣にナークルアという地区があります。ここにはパタヤ最大規模の魚市場があり、地元の買い物客でいつも賑わっています。この「ナークルア・マーケット」、実はパタヤが繁華街として発展する以前から存在する歴史ある市場です。

ベトナム戦争中の1960年代に米兵向けの保養地としてパタヤビーチ周辺が発展する以前には、この市場周辺が漁村パタヤの中心地であったともいわれています。そんなナークルア・マーケット周辺の町並みからは、今日に残された古い漁村の雰囲気を感じることができます。

近年、少しずつ注目されるようになってきたナークルア地区には、新鮮なシーフードを食材として扱ったお洒落なレストランなどもオープンし始めていますが、今回はタイ庶民ローカルの食べ方に挑戦してみました。

ずばり、市場で買い込んだ魚や貝をそのまま市場内で炭火焼きしてもらいその場で食す、という食べ方です。

ナークルア地区にあるパタヤ最大規模の魚市場「ナークルア・マーケット」の様子

市場の中に入ると、さまざまな魚介類がぎっしりと並べられています。定番のエビやイカの他にも大きなロブスターやシャコ、日本では見たことがないような貝類も並んでいます(新鮮な牡蠣は生でも食べられます)。パタヤ周辺の海は特に美味しいイカが獲れることで有名です。

魚介類を炭火焼きしている様子

市場に隣接する幾つかの店では買った魚介類を焼いてくれます。量にもよりますが大体100B(約300円)前後という低料金で本格的な炭火焼きをしてくれます。おおよそ20分から30分、焼き上がるのを待つ間は市場内を散策したり、隣接する公園で遊んだりなどして待つのもよいでしょう。

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焼きあがったシーフードとビール

焼き上がったシーフードは持ち帰れるように箱に入れてくれます。ちなみに、この焼き場には食事ができるスペースがありません。地元のタイ人は熱々のシーフードを隣接の公園や浜辺に持ち込み、自前のゴザ等を敷いて食べている人が多いようです。

今回、我々は市場の外れの個人商店前に並んでいたテーブルと椅子を利用させてもらいました。これらはお店の私物のようですが、飲み物などを購入したら快く使わせてもらえました。冷たい缶ビールと熱々シーフードの組み合わせは最高です。

網焼きの魚介類

なお、魚や貝を焼いてくれるお店は本当に"ただただ焼いてくれる"だけです。基本的に調理等はしてくれません。また食器等もありません。割箸や紙皿、塩や醤油などの調味料は自分で用意していく必要があります。

焼かれた魚介4種類

朝食は旅の楽しみのひとつ。パタヤ周辺のホテルではビュッフェ等の朝食が食べられるのが一般的かもしれません。でも、たまには朝にしっかりと早起きして、ローカルな魚市場でワイルドに朝食を食べるというのも楽しいと思います!

文・写真=もじゃ
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