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麺好きな日本人もびっくりするほど、ベトナムには麺料理が豊富にあります。
ベトナムの主要都市には、必ずと言っていいほどその土地を代表する「ご当地麺料理」があるので、それらの麺料理を味わうこともベトナム旅行の楽しみのひとつです。
ダナンに訪れたら必ず食べたいのが、汁なし和え麺「ミークワン」。平打ち米麺に、肉やエビなどの魚介からとった出汁をベースにした甘辛のタレをかけ、肉やエビなどの具材の上に、野菜やピーナッツが乗り、更にせんべいが添えられるご当地麺料理です。
ダナンで、ミークワンが食べられる食堂といえば「ミークワン1A」。地元の人でにぎわう有名店で、観光客用に、英語メニューもあり、英語を話せるスタッフもいるので安心。
ミークワンは、豚肉とエビのミークワンと、鶏肉のミークワン、更にいわゆる全部乗せ、豚肉、エビ、鶏肉、ゆで玉子のミークワンの3種類。今回は、鶏肉のミークワンをオーダー。
麺は、日本で言うところの"きしめん"のようで、タレとの相性も抜群。添えられているせんべいをバリバリと割り、どんぶりの底に溜まったタレが麺全体に混ざるように豪快に和えたら、準備OK! 一口頬張れば、旨味が凝縮されたタレに絡んだもちもちの麺に、香ばしいナッツやしっとりとしたせんべいの食感と、幾重にも重なる味と食感が楽しめます。どれ一つでも欠けてはならないような絶妙なバランスが、やみつきになる理由かもしれませんね。お好みで香草やチリペーストなどのトッピングもおすすめです。