ジョムティエンの内陸部にあるコンドミニアム「LAGUNA THE MALDIES」外観

家族旅行にもおすすめ!タイで注目のジョムティエンビーチ

海外現地ライター便り
2018年11月30日
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海外旅行
旅行記

家族旅行にもおすすめ!注目のジョムティエンビーチ

首都バンコクから車で約2時間、パタヤはタイ旅行でも定番の人気観光スポットです。"気軽に行けるリゾート"、"夜の歓楽街"といったイメージで有名なパタヤビーチですが、近年ではそのすぐ隣、ジョムティエンビーチが注目されています。

10年ほど前までは地元住民が寛ぐのどかなビーチという印象でしたが、ここ数年で一気に開発が進みました。今日ではロシア人を中心としたヨーロッパ人が多く滞在し、ビーチ沿いの通りには外国人(主にロシア系)向けのレストランやバーが数多く並んでいます。歩道は綺麗に整備され、子供が遊べる公園や毎夜開催のナイトマーケットなども整っています。

"夜"のイメージが強いパタヤビーチと比較して"健全な"ジョムティエンビーチは家族旅行等に適した地といえるでしょう。

そんなジョムティエンの内陸部、ビーチから数キロ離れた不便な場所に、何故か新しいコンドミニアムの建設が競うように進められています。その様なコンドミニアムの一つ「LAGUNA THE MALDIES」に滞在してみました。こちらはインド洋の群島「モルディブ」をコンセプトとしたコンドミニアムです。

気楽に滞在できて快適なコンドミニアム「LAGUNA THE MALDIES」

ロビーから中を覗くと見える、建物に取り囲まれるように作られた巨大なプール

パタヤバスターミナルからの公共交通機関は無いのでタクシーをチャーターします。市街地を抜けると、空き地や建設工事中の現場等が目立ってきます。

その様な場所に、完成したばかりの「LAGUNA THE MALDIES」のビル群がありました。ホテル風の小洒落たロビーの様子は、周辺の雰囲気と異なり洗練された印象です。

「LAGUNA THE MALDIES」のホテル風の小洒落たロビーの様子

中を覗くと建物に取り囲まれるように巨大なプールが見えます。

ロビーのフロントにはスタッフがいますが、ホテル滞在時のチェックイン手続きの様なものは一切ありません。コンドミニアムの部屋を数日借りる場合、各部屋のオーナーとの直接交渉が基本となります。民泊紹介サイトなどを利用すれば最低限の英語でのやりとりで案外簡単に契約できます。

今回の我々の場合、宿泊料はカード払い、部屋のキーは"室内の冷蔵庫内に置いておく"とのことでした。チェックインやチェックアウトの時間も自由で、オーナーに直接会う事もなく部屋を借りることができました。

室内サービス等が無くても、この様に自由・気楽に滞在できてしまうのがコンドミニアム泊の魅力だと思います。ホテルと比べ宿泊料金も割安です。

部屋は一階のプールサイド。ベランダを出ればすぐにプールに飛び込めます。本格的なスライダーや大人向けのジャグジーなどがあり、大人も子どもも楽しめるプールです。とにかく広くて驚きました。

施設内にはトレーニングジムや子供用のキッズルームなどを完備

施設内にはプールだけでなく、トレーニングジムや子供用のキッズルームなども完備されています。コンド周辺には特に何も無く、一見不便にも感じられますが、ここにはある程度のものが揃っているので、特に外出しなくても退屈することなく一日を過ごすことができます。
食料やお酒などを持ち込んで一日ゆっくり過ごすのには最適の場所だと思います。"観光にはあまり興味が無い、のんびりした時間を過ごしたい"というタイプの旅行者にオススメです。

といっても、せっかく海辺の町まで来たのだから新鮮なシーフードが食べたい!という気にもなります。夕食時だけ外出してみました。

飲食店が並ぶメインストリートまでは徒歩で30分程度

飲食店が並ぶビーチ沿いのメインストリートまでは徒歩で30分程度、暗い道ですが特に危険は感じません。途中には地元の村落などもあって、結構楽しかったりします。ちなみに、ジョムティエンにあるシーフードレストランではパタヤの店よりも安価で美味しいシーフードが食べられます。

プール全体がライトアップされている様子

食事を終えてコンドミニアムに帰ると、プール全体がライトアップされていました。ホテルのような演出に感動。プールは夜9時まで利用できます。

建物の上に隠しプール

翌朝、部屋の前で泳いでいると建物の上の方に人がいるのが見えました。エレベーターで上がってみると、一階のものとは別の"隠しプール?"を発見。こちらもかなり広い。コンドの住民にはこちらの方が人気のようです。

ジョムティエンには、この様なコンドミニアムが多数建設されています。それぞれ異なったコンセプトをもっており、いろいろ泊まってみるのも楽しそうです。
現在は工事中の場所が多く整備も完全ではありませんが、数年すれば町の雰囲気も大きく変わるものと予想されます。建設ラッシュの現在でも十分楽しめるので一足先に滞在してみては?

文・写真=もじゃ
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