ピンクの外観が印象的なロイヤル ハワイアン ラグジュアリー コレクション リゾート
ピンクの外観が印象的なロイヤル ハワイアン ラグジュアリー コレクション リゾート

ロイヤルハワイアンで味わう 心躍るピンクパレス・パンケーキ

トラベル&ライフ 取材こぼれ話
2018年09月28日
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海外旅行
取材こぼれ話

トラベル&ライフ10-11月号の特集『ハワイの伝統文化を訪ねて』の取材では、3泊5日の行程でハワイ島とオアフ島を訪れた。オアフ島で宿泊したのは、本誌でも紹介しているロイヤル ハワイアン ラグジュアリー コレクション リゾート。
ここでは本誌では紹介しきれなかったホテルの魅力を取り上げたい。

風格が漂う手彫りの紋章

ロイヤル ハワイアン ホテルのドアに施されたハワイ州の紋章 ドアに施されたハワイ州の紋章

ロイヤル ハワイアン ホテルの創業は1927年。アメリカのマトソン商船会社の創立者であるウィリアム・マトソンが、同社所有の客船「マロロ号」の旅客宿泊施設として建てたのが始まりだ。
その歴史を物語るように、ヒストリック ウィング(本館)には随所に古き良きたたずまいを残している。そのひとつが、本館のドア。重厚感のある木のドアにはハワイ州の紋章があしらわれている。
「オープンした当初は冷房がなかったので、風通しがいいように格子戸でした。今は火災予防条例が改正されたため格子戸が使用できなくなったので、格子戸ではなくなりました。このハワイ州の紋章は全部手彫りです。そのため、一つひとつ紋章は微妙に違っています」と話すのは広報を務めるスレイトン明子さん。

創業当時から残る地図 創業当時から残る地図

そのほかにも、館内には創業当時から飾られている古い地図や黒電話、エレベーターの横に備え付けられた郵便ポストなどがあり、レトロな雰囲気を味わえるのも老舗ホテルならではの楽しみだ。

ピンクパレス・パンケーキに大満足

海を望むレストラン「サーフラナイ」のピンクパレス・パンケーキ ピンクパレス・パンケーキ

今回の取材ではかなりタイトなスケジュールだったので、朝食をホテルでとることができたのは最終日のみ。その日も朝からビーチで撮影をしたが、せめて1回くらいは...と朝食に間に合うようにスケジュールを立てた。朝食場所は海を望むレストラン「サーフラナイ」で、メニューは「メイン1品オーダー制&ビュッフェ」スタイル。メインで注文したのは、ピンクパレス・パンケーキ。
待つこと10数分。ほんのりピンクに色づいたパンケーキが運ばれてきた。こぶりで生地は薄めながら何段にも重なっており、生クリームやラズベリーなどで可愛らしく盛り付けしている。
ひと目見た瞬間にテンションがあがり、頬がゆるむ。ちなみに生地のピンク色なのは、グアバとラズベリーが練りこまれているからだそう。生地はほどよくもっちり感があり、食感は軽い。ほんのりと酸味もあり、生クリームとの相性もばっちり。最終日にして大満足の朝食だった。

文・写真 木村理恵子
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