美味しい葉山のグルメを食べ歩いた前半に続き、後半(Vol.3・Vol.4)では昔ながらの味や海を一望するスポットを紹介します。
*「タベアルキスト」とは... "食" を愛し、全国のおいしい!を探すメンバーであり、「食べる幸せ、探す喜び」をモットーにした食の水先案内人です。
相模湾に繋がる森戸川。その川沿いに構える「旭屋牛肉店」は、創業100余年の老舗のお肉屋さんです。 自家製のお惣菜が人気なようで、店内にはそれらを買い求めるお客さんの列ができていました。
揚げ物を中心としたお惣菜は、いずれもお手軽なお値段でいただけるのが、なんとも嬉しいばかり。
旅の合間。ちょっとした"おやつ"に、2種類のコロッケをいただきました。
【写真右手前】葉山コロッケ 80円(税込)
北海道産の男爵いもを使ったコロッケは、自然な甘みが際立って感じられる一品。
国産の牛肉や豚肉と一緒に炒めた玉ねぎも、その潤沢な甘みを演出するのにひと役買っているように感じられます。
コロッケ 60円(税込)
「葉山コロッケ」よりも下味が強く感じられたのは、ふんだんに入った挽肉のせいもあるでしょうか。ソースなど無くともいただける、しっかりとした味付けです。
また、カリッと揚がった衣は実に軽やかで、お芋との食感のコントラストは、最後まで飽きることはありません。
尚、2種のコロッケ食べ比べは、天気が良ければ店先のテーブル席で楽しむこともできます。
皮パン 5個入り 435円(税込)
ちなみに、揚げ物等と一緒に購入しておきたいのが、この「皮パン」。
素朴な味わいのコロッケを挟めば、"懐かしさ"も一緒に頬張れるかもしれませんね。
尚、夕方には売り切れてしまうこともあるのでご注意ください。
「旭屋牛肉店」
所在地/神奈川県三浦郡葉山町堀内898
JR逗子駅・京浜急行新逗子駅下車
京急バス 逗10系統 元町循環 亀井戸橋バス停下車 徒歩1分
営業時間/9:30~19:00
定休日/水曜日
電話/046-875-0024
葉山町と横須賀市の境に位置する、長者ヶ崎は 神奈川の景勝50選にも選ばれ、夏は多くの海水浴客でにぎわうスポットです。
日中に来ても爽快感のある景色が目の前に広がり、素晴らしい眺望ですが、その本当の魅力は夕暮れ時にあります。
夕暮れ時は明るく爽やかな湘南らしい風景から一転、ムーディーな雰囲気を帯びてきます。長者ヶ崎から見るサンセットは、三浦半島八景の1つ「長者ヶ崎の夕照」と呼ばれています。
日が沈むにつれ、色が移り変わっていく様は必見。余裕があれば少し早めに来て、その変化を楽しみましょう!
日も大分沈んで、空がオレンジに染まるころ、遠くに富士山のシルエットが浮かび上がります。夕日に照らされた遠くの山「夕照」のまさにその瞬間です。自分に向かって真っすぐのびてくる、海を照らす太陽の光は、まるで光の道のようで幻想的ですらあります。
夕日が最も映えると言われているのが、毎年春と秋に見ることができる「ダイヤモンド富士」。
この日は既に時期を逃してしまっていましたが、富士山の山頂と夕日が重なるその瞬間はまさに絶景とのこと。
次は、2018年9月1日~6日頃、葉山の町内で少しずつ場所を移りながら見ることができるそうです。
「長者ヶ崎」
所在地/神奈川県三浦郡葉山町下山口長者ヶ崎
JR逗子駅・京浜急行新逗子駅下車
京急バス 約30分 長者ヶ崎下車 徒歩1分
※掲載の情報は2018年4月現在の情報です。内容は変更となる場合があります。