四川省
青く透き通った九寨溝や黄龍など四川省が誇る秘境のほか、世界最大級の摩崖仏や四大仏教名山のひとつ峨眉山など数多くの世界遺産があります。
※画像はすべてイメージです。
観光情報
Tourist information
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成都
三国時代の蜀の都・成都。
三国志の名軍師・諸葛亮を祀った武侯祠は中国に多数存在しますが、成都の武侯祠がもっとも有名です。
蜀の建国者である劉備の陵墓とともに、主君と家臣を共に祀る祠堂があります。武侯祠
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成都パンダ繁殖基地
中国の国宝であり絶滅危惧種であるパンダを保護し、その生態を研究するために設立されました。
海外の動物園にパンダを送り出すなど、パンダの繁殖・保護に貢献しています。
園内は野生パンダの生活環境が再現されており、木の上で昼寝したり、でんぐり返しをして遊んだり、自由に生活している様子を間近で見ることができます。戯れるパンダ
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九寨溝
成都の北西部に位置する秘境・九寨溝は、1992年に世界自然遺産に登録されました。
湖水に含まれる大量の石灰成分が不純物を沈殿させ、一切の濁りなく水底まで透き通っています。
光の反射によって青・黄・緑など様々な色彩美を楽しむことができます。
自然災害から約2年の時を経て2019年9月27日に一部を除きプレオープンしました。五花海
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黄龍
九寨溝から南約80km、岷山山脈の南に位置する黄龍。
九寨溝と同じく色鮮やかで美しい水質が魅力ですが、黄龍の場合、石灰分が長い年月をかけて沈殿し大規模な棚田状の景観を作り上げていることが特徴です。
最高標高3,553mに位置する五彩池には、この世のものとは思えないほど美しいエメラルドグリーンの世界が広がっています。五彩池
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楽山大仏
90年の歳月を掛け完成した高さ71m、肩幅28mの世界最大級の磨崖仏。
峨眉山と共に1996年世界複合遺産に登録されました。
3つの河川の合流地点である楽山ではかつて水害が多発しており、唐代の713年、川の氾濫が鎮まることを願い、この楽山大仏が建立されました。
その巨大な全貌は遊覧船から拝むことができます。楽山大仏
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峨眉山
中国四大仏教名山の1つである峨眉山は、1996年に楽山大仏と共に世界複合遺産に登録されました。
霧が立ち込める聖山に仏教寺院が点在しています。
標高3,079mの金頂にある高さ48mの十方普賢菩薩がシンボルです。
ツアーでは峨眉山の起点となる報国寺にご案内します。金頂
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都江堰
2,000年以上も前に建造された古代水利施設・都江堰。
長江の支流である岷江はその豊富な水量からたびたび氾濫を起こしていましたが、紀元前3世紀、当時の役人であった李氷とその息子が群衆を率いて大工事を行い、治水と灌漑を一度に解決しました。
2,000年に世界文化遺産に登録されています。都江堰