現地レポート
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2024年10月30日
- スペイン
- イスラム文化
梅津 真理
キリスト教とイスラム教、文化の融合する国スペイン
旅行期間：2024年10月6日～2024年10月13日
2つの異なる文化が融合！
ここはモスクか教会か？
ヨーロッパでスペインほどイスラムの影響を強く受けた国はないでしょう。8世紀初めに北アフリカから侵入したアラブ人はキリスト教勢力だった西ゴート王国を滅ぼし、その後コルドバを都と定めモスクの建設を始めました。
現在も残るメスキータは西ゴート族の教会からイスラム教のモスクに姿を変え、そして1492年レコンキスタ（国土回復運動）終了後は中央部分が改築され再びカトリック教会に変貌を遂げたというとても不思議な建物です。中に入ってもそこはモスクなのか、教会なのか・・・世界広しと言えどもこんな場所はここしかありません。是非皆様も一度訪ねてみて下さいませ。
ここが教会とは信じられますか？
メスキータ中央は豪華絢爛な教会！
イスラムの建築の最高傑作！
西ゴート王国滅亡後、長い時を経て次第に力を回復したキリスト教徒達はイスラム勢力をコルドバからセビリア、セビリアからグラナダへと追いつめて行きました。そしてイベリア半島におけるイスラム教徒達の最後の砦となったのが有名なグラナダのアルハンブラ宮殿で、13世紀の着工後、約170年間に渡って増改築が行われたとても美しいイスラム様式の宮殿です。砂漠の民であったアラブ人達のあこがれ、水をふんだんに使い、あちらこちらに噴水や池が配置されているのも特徴です。
フランスのベルサイユ宮殿やオーストリアのシェーンブルン宮殿とは全く異なるアルハンブラ宮殿、当時の栄華とイスラムの様式美をご堪能下さい！
風のない日は水面が鏡張りに！
獅子と言うには可愛い過ぎる？
口から水が出る噴水です。
中から外は見えて、
外から中は見えないのが特徴です。
添乗員おすすめツアー
この記事を書いた添乗員
- 添乗日数：5,500日
- 得意エリア：僻地
梅津 真理
入社以来37年、120ヵ国以上を旅してきました。特に僻地が大好きで、秘境であればあるほど血が騒ぎます。どんな大変さも、不便さも、その先にある滅多に見ることの出来ない絶景や、貴重な体験を思うとワクワクが止まりません！僻地好きな方はもちろん、旅が好きな方、素晴らしい体験とまだ見ぬ絶景を求めて、さぁ出かけましょう！
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