200年以上の歴史を重ねて参りました京都の老舗旅館
文政元年(1818年)の創業以来、日本の文化と「来者如帰(らいしゃにょき)」(我が家に帰ったように寛いで頂きますように)のおもてなしの心を大切にして、各界の著名人に愛され定宿とされてきた旅館です。料理は季節の行事と共に一品毎に旬の食材や器にもこだわった京懐石。
自然とのかかわりを大切にした京の町の時間と和の空間をお楽しみ頂ければ幸いでございます。
お部屋の魅力
旧館10帖+控えの間タイプ 夏座敷イメージ
夏季限定の夏座敷
- 客室の広さ
- 10畳+次の間4.5畳+踏込1畳
旧館のお部屋では毎年6月上旬から9月上旬にかけて夏座敷の室礼にかわります。畳の上に籐網代を敷き、障子を簾にかけ替えます。足裏から伝わるつめたい感覚と目に涼やかな簾の景色が夏の暑さを和らげてくれます。
新館8帖+板の間タイプ イメージ
2006年に完成した新館の和室です
- 客室の広さ
- 8畳+踏込1.4畳+洋間13平米
柊家は最も古い一角で1818年江戸文政元年に完成したお部屋を含む旧館21室と2006年に以前の新館を取り壊し、一から立て直した新しい新館の客室7部屋からなります。各客室の意匠がお部屋毎に異なる旧館に対し、同じ時期につくられた新館の各客室は統一したデザインをベースにしつつも、部屋毎に様々な特徴を持たせる事で、それぞれが違うイメージの客室となりました。
その中でこのお部屋は8帖の本間の手前にある板の間のベンチに腰かけると、目の前に小さいながらも坪庭が配され、本間方向に奥行きがあることで、サイズ以上にゆったりとした空間を感じて頂けるようになっております。
お風呂の魅力
柊家 貸切家族風呂
個性の異なる貸切の家族風呂
- 【ご利用時間】貸切家族風呂 ※15:00~9:00
柊家には2種理類の家族風呂があります。いずれも15時過ぎから翌日朝の9時頃まで空いていれば好きな時に何度でも無料でお入り頂けます。こちらは浴室内が大理石の壁で、一方には明治時代末期に制作された「大原女」をデザインしたステンドグラスが飾られております。この作者は当時の日本にステンドグラスを導入したといわれる第一人者、小川三知氏です。
もう一方には清水焼の名工である六世清水六兵衛氏が昭和38年に当時の柊家4代目当主に寄贈された陶板がはめられております。いずれも柊家の雰囲気に合い、入浴の時間を楽しませてくれます。
お食事・レストランの魅力
柊家の京料理イメージ
旬の食材を活かした京料理です
- 【営業時間】お食事 ※18:00~21:00(最終スタートは19:30)
その時に仕入れられる、特に地元の食材にこだわり、それぞれの個性を活かしながら料理へと形作ります。旬の美味しさを一品一品味わってください。
その他の魅力
新館広間 イメージ
新館の広間は想像以上に開放感のある空間です
2006年に完成した新館の1階には食事などで使用される広間がございます。従来の旧館よりほの暗い渡り廊下を進み、広間へと足を踏み入れると、突然明るい空間が広がります。この広間は36帖の畳の部分に小さめで段差の少ない舞台が設けられており、三方がガラス面となる開放的な空間です。
しかも角に柱がない構造により開放感がさらに強調され、夕食時のライトアップされた幻想的な雰囲気と朝の爽やかな光が差し込んだ雰囲気がとても印象的です。貸切などで使用できない場合がありますが、宿泊日当日の状況によりお食事の際にお使いいただけます。
おもてなし検定合格者のいるお宿
柊家旅館はおもてなし検定合格者のいるお宿でございます。
おもてなしの心をもって、皆様を温かくお迎えいたします。
※おもてなし検定とは…「接遇によるおもてなし」のレベルを、スタッフの経験や「気づき」能力等の差により4つの段階に分け、 お客様の満足度の充足と旅館業界のさらなる発展を図ることを目的としています。