隠岐プロジェクトについて
隠岐プロジェクトは2022年4月から始まる「JTB×隠岐4町村×隠岐DMO」の共同プロジェクトで、JTBから様々な職歴を持つ5名が着任しています。
最初プロジェクトマネージャーである高橋が隠岐DMOへ、つづいて各メンバーが4町村に1名ずつ着任しました(村瀬【海外商品企画造成】:西ノ島町、竹原【インバウンド】:海士町、澤岡【店頭】:知夫村、岸本【法人営業】:隠岐の島町)。昨年度は観光庁事業を通じてコンテンツ作りに取組み、その成果はエース隠岐パンフレットにも掲載いただいています。
JTB社内も本社地域交流チーム・霞が関事業部・山陰支店と連携を取りながら進めてきました。
今年度は、昨年築いたネットワークを元に加速度的に取組を推進し、新しい地方創生ビジネスモデルを模索していきます。
一般社団法人 隠岐ジオパーク推進機構
地方創生プロジェクト
マネージャー
高橋 秀幸
松下奈緒さん × 隠岐プロジェクト
女優の松下奈緒さんが隠岐諸島を訪れました。実際に旅をしながら、隠岐独自の文化・歴史、大自然の魅力をご紹介。またプロジェクトメンバーへの特別インタビューでは、「つながる隠岐プロジェクト」に携わることになった経緯や現在の活動の様子、隠岐の楽しみ方などをクローズアップしています。
メンバー特別インタビュー
2023年CM動画 人と地域をつなぐ旅 隠岐の島編
隠岐ユネスコ世界ジオパークとは?
隠岐と言えば後鳥羽上皇、後醍醐天皇などが配流となった島として知られていますが、討幕運動を起こした力を持った天皇を流すのは隠岐でなければなりませんでした。
また、北海道と沖縄の植物や高山性、大陸性の植物が共存し、12月までアジサイが色鮮やかに咲く不思議な植物分布。日本列島や日本海の形成過程、地球規模の環境変化を知ることができる地質資源など、小さな島に様々な資源が凝縮して詰め込まれています。
こうした隠岐ならではの地域資源を活かした観光地域づくりを推進するために、2022年4月に㈱JTBと(一社)隠岐ジオパーク推進機構が連携協定を締結し、知られざる隠岐の魅力発信に取り組むとともに、観光×環境保全×教育というこれまでにない新たな観光地域づくりに取り組んでいます。
なぜ天皇が二人も流されたのか。なぜ北海道と沖縄の植物が共存しているのかなど、隠岐には知的好奇心をくすぐるような資源がちりばめられており、隠岐を通して日本列島や地球の楽しさを知ることができます。
この隠岐を通して、JTBのみなさんとジオパークの楽しさ、旅の楽しさを伝えるとともに、環境保全、教育というキーワードを盛り込んだ新たな旅の提供にも取り組んでいきたいと考えておりますのでよろしくお願いいたします。
一般社団法人 隠岐ジオパーク推進機構
業務執行理事・事務局長
野邉 一寛