100年の時を経てよみがえった富士屋旅館 唯一無二の時をお過ごしください
「富士屋旅館」は3棟のそれぞれ趣異なる建物で構成されています。最も古い建物は明治時代に築造。お料理は湯河原の季の味を満喫していただけるよう月替わりの懐石をご用意しました。名湯と海山に囲まれた美しい景観、静養の地をお楽しみください。
お部屋の魅力
旧館
100年の時を経てよみがえった富士屋旅館
唯一無二の時をお過ごしください
大正十二年に建てられた楼閣風建築の「旧館」
昭和二十年代当時の贅を尽くした名残が感じられる「洛味荘」
古き良き時代の日本のホテルをイメージした和洋折衷の「新館」
旧館
大正十二年に建てられた楼閣風建築の「旧館」
- 客室の広さ
- 35平米
現存する建物の中でもっとも古いものは、大正12年に建てられた二階建ての楼閣風建築「旧館」です。 旧館は藤木川に沿って建てられた檜の三寸六分角柱を用いた細身の建築で、客室の座敷飾り、縁側、廊下など外回りの建具に繊細な組子入り硝子戸を多用するなど、大正期の建築の特色をよく示しています。 関東大震災でもほぼ被害を受けず、湯河原温泉が整備された大正期に建設された上質の建物であり、近代和風建築を知るうえで貴重な遺構とされています。 外から見ると瓦葺入母屋造の角屋が双楼風に突き出しており、約100年の時を経てよみがえった富士屋旅館のシンボルとなっています。
洛味荘
昭和二十年代当時の贅を尽くした名残が感じられる「洛味荘」
旧館と渡り廊下でつながる建物が「洛味荘」(らくみそう)です。 昭和26年から29年ごろに、京都から木材を運んで建設されたと伝わっています。 改装前は八室あった客室を四室に間取りを変更し、ゆったりとした造りとしています。かつては格天井(ごうてんじょう)と呼ばれるお城や有名な寺などに使われるもっとも格式の高い様式の天井が用いられていました。 特徴的な建具などからも当時、洛味荘が贅を尽くして造られたことをうかがわせる名残が感じられます。 富士屋旅館の離れとして、静けさと落ち着きのある建物です。
新館
古き良き時代の日本のホテルをイメージした和洋折衷の「新館」
正面エントランスから入り、ロビーのある建物が「新館」です。 昭和43年に建てられましたが、傷みが激しく骨組みだけを残してほぼ立て替えています。 古き良き時代の日本のホテルをイメージし、和洋折衷の障子格子と洋風のソファを合わせるなど、どこかレトロ感があり、和のテイストを残した洋室が八部屋と、唯一当時のレイアウトを残した和室が二部屋ああります。 和の雰囲気とホテル的な機能性を兼ね備えた建物です。
お風呂の魅力
大浴場
富士屋旅館の大浴場では、かけ流しの温泉をお楽しみいただけます
富士屋旅館の大浴場では、かけ流しの温泉をお楽しみいただけます。
泉質は弱食塩水・弱アルカリ性で肌にやさしい『美人の湯』です。 湯冷めしづらいのも特徴で、じんわりからだを温め日々の疲れを癒す、特に女性には嬉しい温泉です。
・泉質:ナトリウムー塩化物・硫酸塩泉 (弱アルカリ性 低張性 高温泉)
・効能:神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔病、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進、きりきず、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病、動脈硬化症
※ご利用時間:15時~翌朝9時まで。男女別、入れ替えなし
お食事・レストランの魅力
お食事処「瓢六亭」
湯河原の季の味を満喫していただけるよう月替わりの懐石をご用意
美食の宿、馳走の宿 富士屋旅館のお食事処「瓢六亭」。
当店では、一年十二か月、日本の季節ごとの素晴らしい食材を集め、あくなき探求心でほかにはないお料理を提供いたします。当店名物のひとつ地焼きの鰻が器からはみ出す特大鰻重「天下無双」をはじめ、小田原漁港で水揚げされた鮮魚の刺身、黒毛和牛すき焼きなど、豪快かつここでしか食べられないコースをご堪能ください。