一四〇年の時を越え、その物語は未来へ
1878年(明治11年)、リゾートホテルの草分けとして
箱根・宮ノ下に誕生した「富士屋ホテル」。
明治、大正、昭和、平成と140余年の長きにわたり皆様とともに歩み続けてきた富士屋ホテルが2020年7月、新しく生まれ変わりました。
宿泊棟は全部で4つ。
国の登録有形文化財としても指定され、
明治~昭和初期のクラシカルな雰囲気が漂う「本館」「西洋館」「花御殿」
そして、旧館を見下ろすホテル敷地の高台に建つ「フォレスト・ウィング」
どのお部屋も、バスルームには宮ノ下天然温泉を引いており、
お部屋で温泉浴が楽しむことができます。
お部屋の魅力
ROOM
歴史を感じさせながら、居心地を追求した特別な空間
リニューアルによって、ノスタルジックな趣を残しながらも、快適性を高めました。趣の異なる4つの宿泊棟から、お好みのお部屋をお選びください。
【本館】明治24年(1891年)建築
富士屋ホテルで現役の最古の建物。
社寺建築を思わせる瓦葺屋根と唐破風の玄関が特徴で、永い時を経て、今も富士屋ホテルの顔であり続けています。和と洋が融合されたしつらえに、富士屋ホテル独特の雰囲気を味わいいただけます。(全12室)
※お部屋により造りが異なります。
【西洋館】明治39年(1906年)建築
1号館「カムフィ・ロッジ」、2号館「レストフル・コテージ」からなる双子の洋館。
明治期の洋風建築の典型ともいわれる天井や軒、階段の装飾、鎧戸付きの上げ下げ窓や、豪華な唐破風の玄関は建築時の面影のそのままに、ひときわ存在感を放ちます。(全21室)
※お部屋により造りが異なります。
【花御殿】昭和11年(1936年)建築
風雅な和の意匠や千鳥破風の屋根、真紅の高欄付バルコニーが雅な花御殿は、富士屋ホテル建築の集大成であり、箱根のシンボル。
「フラワーパレス」とも称され、その名にふさわしく客室には花の名がつけられ、インテリアやルームキーにも花のモチーフが。(全40室)
※お部屋により造りが異なります。
【フォレスト・ウイング】昭和35年(1960年)建築
敷地内の高台に建ち、悠々とした自然をながめるお部屋や箱根登山鉄道をのぞめるお部屋も。四季折々の箱根の景色を満喫いただけます。2階には宿泊者専用のラウンジ、最上階にはスパ&リラクゼーションを完備。思い思いにリラックスしたときをお過ごしください。(全47室)
お風呂の魅力
SPA
箱根の山を眺めながら、名湯で心と体を癒す
- 【営業時間】14:00~24:00 / 5:00~11:00
ご宿泊のお客様のみがご利用いただける、宮ノ下の天然温泉。
浴槽からは箱根外輪山の雄大な景色が望め、四季折々の自然を感じながら箱根七湯に数えられた名湯・宮ノ下温泉をご堪能いただけます。
お食事・レストランの魅力
RESTAURANT
ここでしか味わえない旅を彩る一皿を
- 【営業時間】17:30~20:00 ※変更になる場合があります
フランス料理・日本料理・洋食の3つのレストランがございます。それぞれ趣の異なる空間の中、「記憶に残る料理」をお愉しみください。
【メインダイニングルーム・ザ・フジヤ】
一世紀近くにわたり愛される、富士屋ホテルを象徴するフレンチレストラン。絢爛な装飾に囲まれながら、洗練の一皿を。
【旧御用邸 菊華荘】
宮ノ下御用邸だった由緒ある純日本建築で、季節の素材にこだわった日本料理を。
【レストラン・カスケード】
大正9年築の旧宴会場「カスケードルーム」を復原。大正期に想いを馳せながら、歴代料理長が生んだ往年の洋食を。