概要・エピソード

ブナの深い原生林に囲まれた蔦沼は、「蔦七沼」と呼ばれる7つの沼の1つです。この蔦七沼で最も大きな蔦沼は、秋の紅葉シーズンともなれば多くの人々が訪れる奥入瀬エリア屈指の人気スポット。沼を囲うブナをはじめとした木々が鮮やかな赤や黄色に染まり、湖に映る華やかな世界を見せてくれます。この蔦沼の紅葉がひときわ輝く時間帯が、朝、日の出の頃。山の頂から射し込んだ朝日が黄金に輝きながら色づいた斜面を下り、蔦沼の水面に鮮やかな紅葉が映り込ませます。太陽が高さを増し、朝日のまぶしい光があたり一面に広がる時、光は蔦沼一帯の夜明けの紅葉を、美しく照らし出します。紅葉が一番の盛りとなる時期、朝日が美しく照らされる瞬間が重なるタイミングを狙うのは難しく、毎年多くのカメラマンが、わずかな朝の絶景を捉えようと蔦沼を訪れています。

見所・お勧めポイント

十和田湖からおよそ10km離れた場所にある蔦沼は、奥入瀬エリア屈指の景勝地。紅葉のピークである10/20頃から1週間ほどは、蔦沼が最も美しく輝く朝焼けを撮ろうと、多くのカメラマンが蔦沼を訪れます。山から射し込んだ朝日が少しずつ蔦沼を照らしていく様子は、世界が明るく開けていくようで、見る人の心をも温かく照らしてくれます。

背景

「蔦七沼」は蔦沼、鏡沼、月沼、長沼、菅沼、瓢箪沼に、少し離れた場所にある赤沼を加えた7つの沼の総称で、赤沼以外の6つの沼は「沼めぐりの小道」と呼ばれる遊歩道で結ばれており、およそ一時間半をかけてゆったりと散策することができます。7つの沼の中で最も大きい蔦沼は、周囲およそ1km。秋には周囲の原生林が美しく色づき、赤や黄色の紅葉が水面に映り込む美しい景色を見ることができます。

ご案内とご注意

※本サイトに掲載した感動の瞬間(とき)は、天気や自然の条件によりご覧頂けない場合がございます。

見ごろの時期・時間

時期:
10月中旬から下旬
時間:
早朝(日の出時間に合わせて)
所要時間:
約60分
天気:
晴れ
  • 春
  • 夏
  • 秋
  • 冬
  • 太陽・月星
  • 海・湖・川・滝
  • 山・森・野・里
  • 建物・景観
  • 動物・植物
  • 文化・伝統
  • 国立公園オフィシャルパートナー

住所

十和田市大字奥瀬字蔦

アクセス方法

車:JR新青森駅から車で約80分、JR八戸駅から車で約70分

お問合せ先

名称:奥入瀬インフォメーション“hakocco(ハコッコ)”
電話:0176-74-2700

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