概要・エピソード

噴火によって生まれたカルデラ湖である阿寒湖の湖畔には、いくつもの源泉を抱えた阿寒湖温泉があり、道内最大のアイヌコタンなどもあることから、道内屈指の人気観光地となっています。その阿寒湖の湖畔にあるのが、「ボッケ」と呼ばれる不思議な場所。アイヌ語で「煮え立つ/煮立つ」を意味する言葉に由来し、地中の炭酸ガスが地表に吹き出す際、ボコボコと煮立つような音を立てることからこう呼ばれています。煮立つ音の正体は小さな泥火山で、およそ90度以上もある熱湯が灰色の泥地から湧き上がり、冬でもその上に雪が積もることはありません。このボッケの周辺には始終湯気が湧き立っており、気温がマイナス20度前後以下まで下がると周囲の木々が真っ白に凍りつく「霧氷」と呼ばれる様子を見ることができます。

見所・お勧めポイント

湖畔の木々の枝が凍りつき、陽射しに白く煌めくさまは、まるで絵本のような美しさ。真っ白な雪景色にボッケの湯気が霧のように漂い、訪れた人々を幻想的な世界に導きます。霧氷の輝きが映える、午前中の早い時間に訪れるのがおすすめです。

背景

北海道で五番目に大きい淡水湖である阿寒湖は、特別天然記念物の「マリモ」が生息していることで有名です。周辺には標高1370mの雄阿寒岳がそびえたち、エゾマツなどをはじめとした豊かな樹木に囲まれています。「ボッケ」があるのは、その阿寒湖畔。噴火によって生まれた阿寒湖だからこそ見ることができるボッケと周囲の木々が織りなす冬景色は、道東屈指の絶景です。

ご案内とご注意

※本サイトに掲載した感動の瞬間(とき)は、天気や自然の条件によりご覧頂けない場合がございます。

見ごろの時期・時間

時期:
1月上旬~2月下旬
天気:
全天候
  • 春
  • 夏
  • 秋
  • 冬
  • 太陽・月星
  • 海・湖・川・滝
  • 山・森・野・里
  • 建物・景観
  • 動物・植物
  • 文化・伝統
  • 国立公園オフィシャルパートナー

住所

北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉

アクセス方法

JR釧路駅から阿寒バス阿寒湖温泉行きで2時間、終点下車すぐ

釧路空港(たんちょう釧路空港)から国道240号経由で60km/60分

お問合せ先

名称:阿寒観光協会まちづくり推進機構
電話:0154-67-3200

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