沖縄県 久米島・慶良間諸島

ザトウクジラのダイナミックなジャンプを見に行こう！

概要・エピソード

沖縄に里帰りしたザトウクジラの、ダイナミックなジャンプ！
ザトウクジラたちが慶良間諸島の海に帰ってくる1月から北の海に旅立つ4月初旬までの期間、この時期にしか見られないクジラのウォッチングツアーが盛んです。中でも、クジラの数が一番多い時期は毎年2月から3月頃の遭遇率は90％以上ともなり野性動物のクジラとの遭遇は感動的な体験ができます。また、時折見せてくれるダイナミックなジャンプは春の沖縄の風物詩ともいえるでしょう。沖縄本島では、クジラの観察をより楽しんで頂けるよう、ガイドの案内やその他サービスなどいろいろなオプショナルツアーが開催しており、自然の営み、力強さを体感してみてはいかがでしょうか。

見所・お勧めポイント

ザトウクジラの体長は平均して体長13～15mほど。クジラの中では中くらいの大きさですが、小型の船ほどもある巨体が海面から飛び出し、尾びれをひるがえしてダイナミックにジャンプする様子は必見の大迫力です。冬から春にかけての慶良間諸島沖はクジラ達の繁殖海域となっているので、運が良ければ母子のクジラを見ることができるかもしれません。

背景

冬から春にかけて、温暖な慶良間諸島の海に繁殖活動のために帰ってくるクジラ達。クジラ達が魅せるダイナミックなジャンプには、恋の駆け引きやコミュニケーション、シャチなどの天敵から子供を守るためなど、様々な理由があると考えられています。また、この海にやってくる「ザトウクジラ」は数多いクジラの中でも「歌うクジラ」としても有名です。数分から数十分、さらには数時間も水中で歌い続ける時もあり、こちらもはっきりとした理由は解明されていませんが、一説にはオスのザトウクジラが求愛行動のために歌う、恋の歌であると言われています。