島根県 隠岐

隠岐　ローソク島の夕陽

概要・エピソード

日本海に浮かぶ隠岐の島、町の北西約500mの沖合に、海から約20mの高さでそびえ立つ奇岩ローソク島があります。日が落ちて島の先端に夕陽が重なる時、まるで1本の巨大なローソクに火が点されたかのように輝きます。輝く夕陽を点した奇岩の姿には神々しささえ漂い、自然の偉大さを感じずにはいられません。船上からしか観ることの出来ないロマンティックな一瞬は、間近で見ると時間が止まってしまったかのように感じられます。自然が生み出したローソクの灯火が作り出す幻想的な世界、特別な船旅は、見る人々の心も温かく照らしてくれます。この奇岩ローソク島、展望台から見ることもできますが、夕陽がローソク島に重なる瞬間は遊覧船の上からしか見ることができません。ベテラン船長の案内による船旅では、ローソク島の他にもたくさんの見所を楽しみながら、夕暮れの優雅な一時を過ごすことができます。

見所・お勧めポイント

夕暮れ時、日本海の沖に沈んでいく夕陽がちょうど島の先端にかかった時、私達はローソク島に灯が点される奇跡の瞬間を見ることができます。一日にたった一度だけ見ることができるロマンティックな光景は、見た人の心にも温かな灯を点してくれることでしょう。

背景

日本海にあるローソク島は、隠岐諸島を構成する島の1つで、無人島です。島の面積はわずか0.0033km2[平方キロメートル]。約500万年前に噴出して出来た火山岩で形成されており、ろうそくのような細長い岩の形状はとても印象的です。夕陽が先端に重なった時に灯がともっているように見えることから、「ローソク島」と呼ばれています。大山隠岐国立公園の一部に指定されており、海に浮かぶ奇岩として、人気の観光地となっています。