概要・エピソード
「日本一の星空の村」と謳われる、長野県阿智村。この地で春になると、赤、ピンク、白と、3色の花が村全体を彩ります。村全体が華やぐ様子は、まさに桃源郷と呼ぶのにふさわしい絶景です。この花の正体は、「三色花桃」と呼ばれる観賞用の桃。月川温泉郷、昼神温泉郷では、散策しながらこの花桃を楽しめます。また、国道256線沿いの約40kmに渡って花桃の木が植えられたドライブコース「はなもも街道」もオススメです。この花桃の魅力のひとつが、花を見られる時期の長さ。阿智村のあちこちに植えられていますが、植えられた場所の標高によって見頃が少しずつずれるので、4月上旬から4月下旬にかけて、花桃が咲き誇る景色を見ることができます。
見所・お勧めポイント
月川温泉郷周辺は「花桃の里」と呼ばれ、青空を泳ぐ「鯉のぼりと花桃」が同時に撮れる絶景スポットや、花桃の木々が並ぶ「花桃のアーチ」などの見所が多くあります。開花時期には「花桃まつり」が開催され、約5000本もの花桃が咲き誇るさまは圧巻です。夜になれば、ライトアップされた幻想的な花桃も楽しめます。
背景
花桃の歴史は約100年前、1922年にドイツから持ち帰られた3本の苗から始まります。長野県大桑村に植えられた花桃の美しさに魅了された人によって1948年に妻籠の国道256線沿いに植えられ、「はなもも街道」は始まりました。その後も花桃の木は大切に守られ、転機が訪れたのは1991年。殺風景な山里へ嫁いできた人々の励みにしたいと、およそ5年かけて約1000本が阿智村に植栽されました。さらに2002年に地域住民による「花桃の里作り委員会」が発足し、本格的な桃源郷計画がスタート。3年かけて約2500本を植栽し、2005年には「花桃まつり」も開催されるほどになりました。現在では月川温泉郷一帯に約5000本、花桃街道に約5000本と、阿智村全体で約10000本の花桃が植えられており、名実共に「花桃の里」、「日本一の桃源郷」として、大勢の人々が訪れる名所となっています。
ご案内とご注意
※本サイトに掲載した感動の瞬間(とき)は、天気や自然の条件によりご覧頂けない場合がございます。
見ごろの時期・時間
- 時期:
- 4月上旬~4月下旬
- 時間:
- ALL
- 所要時間:
- 約1時間
- 天気:
- 全天候
住所
〒395-0304 長野県下伊那郡阿智村智里
アクセス方法
公共交通:JR飯田線飯田駅からバスで30分→タクシーで10分/名古屋 名鉄バスセンターからバスで2時間→タクシーで5分/東京 バスタ新宿からバスで4時間→タクシーで30分
車:中央道 園原ICから5分※名古屋方面のみ利用可
中央道 飯田山本ICから25分
お問合せ先
名称:阿智☆昼神観光局
電話:0265-43-3001
HP:https://hirugamionsen.jp/
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