概要・エピソード
名湯秘湯は数あれど、1つの温泉地で10種類もの泉質を楽しめるのは大変めずらしいものです。ゆで卵のニオイがする硫黄泉、湯冷めしない食塩泉、肌がつるつるになり美人の湯と呼ばれる重曹泉など、「10の湯」を有する登別温泉はまさに温泉のテーマパーク。登別の奥座敷ことカルルス温泉と共に、江戸時代から現在に至るまで大勢の人々を癒してきました。様々な効能の温泉を試し、お気に入りの湯を探したり、ゆっくり過ごして日頃の疲れを癒したりと、自分にぴったりな過ごし方ができるのも魅力的。また、夜になると風情が一変し、幻想的な世界が広がります。メインスポットは登別温泉地獄谷。立ちのぼる温泉の白煙と、遊歩道に点された灯火が幻想的な光の世界を演出します。夜闇に大きく口を開ける地獄谷の爆裂口跡では、大自然の荒々しさを感じることができるでしょう。
見所・お勧めポイント
「鬼火の路」を散策する際、ぜひ立ち寄りたいスポットが「閻魔大王からくり山車」。「『閻魔大王』登別地獄まつり」の記念事業として製作されたもので、高さ約6mの巨大な山車は、からくり仕掛けで閻魔様の表情が変わります。お祭り期間以外は閻魔堂でからくりを上演しています。さらに地獄谷の奥にある「鉄泉池」と呼ばれる小さな間欠泉では、数分おきにぐつぐつと温泉が煮えたぎる様子を見られます。池が湯気をあげて煮えるさまは、まさに地獄の釜の中。間欠泉は他にもあり、地獄谷温泉の川沿いにある「泉源公園の間欠泉」では、約3時間ごとに噴き出す大迫力の間欠泉を体感できます。
背景
さまざまな場所から多彩な泉質が湧きだしている登別温泉。その歴史は古く、1万年前の火山活動によって生まれたと言われています。その後も、この地に住まう人々、この地を訪れた人々を、長年にわたって癒してきました。記録が残っているのは江戸時代頃からで、1845年頃に探検家・松浦武四郎が登別温泉を著書に記録しており、その後、地獄谷で硫黄の採掘をしていた商人・岡田半兵衛が1857年に人夫用の当時小屋を設置。その翌年、今度は湯治の祖と呼ばれる滝本金蔵が温泉宿を立て、道を整備して、現在の登別温泉の基礎を整えました。その後も明治・大正・昭和・平成、そして令和に至る激動の日々の中でも、登別温泉はその抜群の効能で多くの人々に愛されています。
ご案内とご注意
※本サイトに掲載した感動の瞬間(とき)は、天気や自然の条件によりご覧頂けない場合がございます。
見ごろの時期・時間
- 時期:
- 通年
- 時間:
- 日没~21:30
- 所要時間:
- 散策モデルコース
登別温泉地区各宿泊施設==地獄谷==〔徒歩/鬼火の路〕==鉄泉池==登別温泉地区内各宿泊施設(解散)
約1.5Km 60分程度
- 天気:
- 全天候
住所
北海道登別市登別温泉町
お問合せ先
名称:一般社団法人 登別国際観光コンベンション協会
住所:059-0551 北海道登別市登別温泉町60番地
電話:0143-84-3311
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