概要・エピソード
弘前公園の桜といえば、春の青森の人気スポット。外濠の水面を桜の花びらが覆い、花筏(はないかだ)と呼ばれる絶景を見せてくれます。そんな美しい春を思わせる景色を、真冬にも見ることができます。雪降る寒さに水面が凍り、花も葉もない桜並木の枝にたっぷりと雪が積もる時だけの特別な景色。それが「冬に咲くさくらライトアップ」です。桜の枝に付いた雪がピンクの光でライトアップされることで、一面の雪景色が桜並木に大変身。凍って真っ白になった外濠の水面もピンクに照らされ、まるで花筏(はないかだ)のよう。距離にして600mほど、外濠に連なる140本以上の桜の木々が鮮やかにライトアップされる様子は、この時期だけの絶景です。雪国ならではの銀世界と美しい光のイリュージョンが織りなす、幻想的な冬の桜景色をぜひお楽しみください。
見所・お勧めポイント
少し風がある日には、枝が揺れて雪が散り、桜の花びらのようにはらはらと舞う様子が見られるのでおすすめです。風がない日も、外濠の水面が凍っていると花筏(はないかだ)のように見えて美しいので、ぜひ天気に合わせて注目してみてください。また、明治・大正・昭和に建造された弘前市内のレトロな洋館をライトアップで彩る「弘前エレクトリカルファンタジー」も同時期に開催されるため、ロマンティックな夜の散策が楽しめます。
背景
桜の名所と名高く、日本三大夜桜にも数えられる弘前公園は、「鷹揚公園」「鷹揚園」とも呼ばれています。園内の総面積は約49万平方メートルあり、かつて弘前藩を治めていた津軽家の居城、弘前城の敷地が元となっています。 広大な園内には日本最古のソメイヨシノをはじめとして、シダレザクラやカスミザクラなど、さまざまな桜が約50種類、およそ2,600本植えられています。さらにソメイヨシノの寿命は60年~80年と言われる中、ソメイヨシノだけで樹齢100年を超える木が300本以上あります。リンゴの木を管理するスキルを応用して手入れされている公園内の桜は、一般的な桜の木々と比べて花の数が多くモコモコとした雰囲気が魅力です。
ご案内とご注意
※本サイトに掲載した感動の瞬間(とき)は、天気や自然の条件によりご覧頂けない場合がございます。
※ライトアップ開催については、事前にご確認のうえお出かけください。
見ごろの時期・時間
- 時期:
- 12月下旬~2月中旬
- 時間:
- 日没~21時頃
- 天気:
- 全天候
住所
青森県弘前市下白銀町1
アクセス方法
電車:JR弘前駅から車で約10分、徒歩で約30分
飛行機:青森空港から車で約50分
車:東北自動車道大鰐ICより車で約25分
お問合せ先
名称:弘前市観光部観光課
電話:0172-40-0236
組み合わせ自由!
JTBダイナミックパッケージで検索する
JTBダイナミックパッケージで自由に検索! 先の予約も直前の予約もOK!
利用交通機関・宿泊施設の選択からお食事・お風呂の情報などこだわりポイントもしっかりおさえます。