JTBホーム> 日本の絶景 感動の瞬間(とき)TOP >隠岐諸島 西ノ島 国賀海岸の摩天崖
概要・エピソード
島根県沖にある隠岐諸島を代表する景勝地が、西ノ島にある「国賀海岸」です。海蝕によって長い年月をかけて島の端が削られ、さまざまな海蝕洞や海中に浮かぶ奇岩が生まれましたが、その中でも特に人気のスポットが「摩天崖」です。日本海の荒波にもまれた岸壁は、側面の縞模様をさらしてそびえ立ちます。およそ257mの高さの崖上には一転して穏やかな牧草地が広がり、放牧された牛や馬がのんびりと草を食む様子を見ることができます。島全体を覆う美しくなだらかな緑の平原と、島の端をナイフで切り落としたかのような断崖絶壁が生み出すダイナミックな景色。海風に吹かれながら、草原を歩きながらしか味わえない迫力を、ぜひ体感してみてください。
見所・お勧めポイント
周辺には他にもさまざまな巨岩・奇岩があります。アーチ状の巨大な橋を思わせる「通天橋」、船でのみアクセスできる天然洞窟「明暗の岩屋」など、どれも隠岐の荒々しい海が生み出した絶景スポットばかりです。海から眺めることができる定期観光船で、島ならではの景色を楽しんでみてはいかがでしょう。
背景
隠岐諸島は島根半島沖に浮かぶ島々の総称です。島前三島と呼ばれる「知夫里島」・「中ノ島」・「西ノ島」、そして隠岐諸島の中で最も面積が広い「島後」の4つの島を中心とし、およそ180もの小さな島々で構成されています。この島々はかつて日本列島ともどもユーラシア大陸の一部でした。度重なる地殻変動によって大陸から分離し、海底に沈んだものの、約600万年前の火山変動によって隆起し、島の基礎ができました。約2万年前には本土の島根半島とも地続きでしたが、地球の気候変動に伴う海面上昇によって島根半島との間が海に覆われ、約1万年前に現在のような姿になったと言われています。隠岐諸島の断崖・奇岩の絶景は、このように長い年月の火山活動と浸食作用によって生み出されました。一帯は各島の周辺1kmの海域も含めて隠岐ユネスコ世界ジオパークに指定されており、本土側からは飛行機や船でアクセスすることができます。
ご案内とご注意
※本サイトに掲載した感動の瞬間(とき)は、天気や自然の条件によりご覧頂けない場合がございます。
見ごろの時期・時間
- 天気:
- 晴れ
住所
〒684-0303 島根県隠岐郡西ノ島町
アクセス方法
電車:
1.各方面から米子駅・松江駅へ
2.米子駅前バス停・松江駅前バス停から連絡バスでフェリーターミナルへ(約40分)
※JR米子駅~境港駅の間はJR境線もあります。境港フェリーターミナルはJR境港駅の隣です。
3.フェリーターミナル(七類港・境港)からフェリー又は高速船で別府港へ(フェリー 約2時間、高速船 約1時間)
飛行機:
JAL(日本航空)
1.大阪国際伊丹空港から隠岐空港へ(約1時間)または、出雲空港から隠岐空港へ(約30分)
2.隠岐空港から町営バスで西郷港へ(約10分)
3.西郷港からフェリー又は高速船で別府港へ(フェリー 約1時間、高速船 約30分)
ANA(全日空)
1.東京国際羽田空港から米子空港へ(約1時間30分)
2.米子空港から連絡バスでフェリーターミナルへ(約15分)
3.フェリーターミナル(七類港・境港)からフェリー又は高速船で別府港へ(フェリー 約2時間、高速船 約1時間)
※米子空港駅~境港駅の間はJR境線もあります。境港フェリーターミナルはJR境港駅の隣です。
お問合せ先
名称:一般社団法人 西ノ島町観光協会
電話:08514-7-8888
FAX:08514-7-8890
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