概要・エピソード
日本三景の一つ、「安芸の宮島」。この地は信仰をはじめ、舞楽の舞台、時には合戦の地として、たびたび歴史に登場してきました。弥山を開基した弘法大師、厳島神社の社殿を造営した平清盛、この地をモチーフに描かれた芸術作品も多く創造されています。そして豊かな自然がすばらしい絶景地は世界遺産の一つとして、古今東西多くの人々に愛されてきました。宮島の最高峰である弥山は、標高535m。展望台から見える周囲360度の絶景を遮るものは何もなく、目の前に広がる瀬戸内海の多島美を望むことができます。山頂周辺にはさまざまな巨岩奇岩など数多くのスポットがあり、美しいパノラマと共にお楽しみください。
見所・お勧めポイント
弥山山頂付近にある「霊火堂」では、平安時代に弘法大師が使われた護摩の火が、1200年の時を越えて燃え続けています。この火は「消えずの火」と呼ばれ、広島平和記念公園の「平和の灯」の火種の一つにも用いられています。また「消えずの火」は「弥山の七不思議」にも数えられています。弥山散策を楽しみながら、他の七不思議も探してみませんか。
背景
この地にゆかりのある歴史上の人物の一人が、初代総理大臣・伊藤博文です。「日本三景の一の真価は頂上の眺めにあり」と謳い、弥山登山道の整備を行いました。現在、弥山に徒歩で登るルートは3つあります。初心者向けの紅葉谷コース、石段が多く見晴らしのよい大聖院コ-ス、原始林や巨岩を楽しみながら散策できる大元コース。いずれも所要時間は2時間前後です。海抜0mから登るので、しっかり準備を整え、自分の体力に合わせたルートで挑戦してみてはいかがでしょうか。
ご案内とご注意
宮島ロープウエー「紅葉谷駅」から弥山山頂までの往復の所要時間は、約2時間程度が必要です。(紅葉谷から獅子岩間は、往復ロープウエー利用)
ロープウエーを利用せずに、弥山山頂まで往復徒歩で登山するコースは、初心者向けの紅葉谷コース、大聖院コース(大聖院から徒歩約2時間弱)、体力に自信のある人は大元コース(大元公園から徒歩約2時間)があります。ロープウエーを利用の場合でも、利用しなくても、徒歩で山頂を目指すことになります。山道で、舗装されていないので、滑りにくく、履きなれたスニーカーがお勧めです。
※本サイトに掲載した感動の瞬間(とき)は、天気や自然の条件によりご覧頂けない場合がございます。
見ごろの時期・時間
- 所要時間:
- 宮島ロープウエー「紅葉谷駅」から弥山山頂までの往復の所要時間は、約2時間程度が必要です。(紅葉谷から獅子岩間は、往復ロープウエー利用)
- 天気:
- 晴れ・曇り
住所
〒739-0588 広島県廿日市市宮島町
アクセス方法
電車:JR宮島口駅より徒歩にて宮島口港へ、宮島口港よりフェリーで(約10分)宮島桟橋港で下船、
徒歩にて(約16分)紅葉谷公園入口より無料送迎バス(約3分)にて宮島ロープウエー「紅葉谷駅」へ、
(宮島桟橋港より宮島ロープウエー「紅葉谷駅」まで、徒歩の場合は約30分)
紅葉谷駅より(乗車時間約10分)で榧谷(かやたに)駅で乗り換え(乗車時間約4分)で獅子岩駅(終点)、徒歩にて弥山山頂まで約30分
お問合せ先
名称:宮島観光協会
電話:0829-44-2011
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