三重県 志摩

英虞湾や間崎島に沈むフォトジェニックな夕日！

概要・エピソード

複雑に入り組んだ海岸線に囲まれ、大小さまざまな島が無数に浮かぶ英虞湾は、三重県屈指の絶景スポット。青空を映した海に浮かぶ島々がはるか遠くまで連なる様子もすばらしい景色ですが、ひときわ人気が高いのが夕暮れ時。それも春と秋にそれぞれ一ヶ月だけ見ることのできる、特別な夕日があります。それは、桐垣展望台から見る夕日です。空と海をまばゆいほどのオレンジ色で輝かせながら、夕日が間崎島に落ちてゆくのです。間崎島は展望台から真ん中に見えるため、写真の構図も決めやすく、美しい瞬間を狙いやすいのも魅力の一つ。夕日に照らされてきらきらと光る水面に浮かぶ養殖筏や島々のシルエットが黒く浮かび、燃え上がるオレンジ色と鮮やかなコントラストを見せてくれます。

見所・お勧めポイント

ポストカードのようなショットを狙うなら、間崎島を真ん中に臨むことができる展望台中央がオススメですが、新設されたデッキからの眺めも抜群です。他の人とはちょっと違う、自分だけのフォトジェニックな夕日を撮るのであれば、少し角度を変えて景色を眺めてみるのもいいかもしれません。

背景

1946年、戦後初の国立公園に指定された伊勢志摩国立公園はその内部に志摩市全域を内包し、人々が日常生活を送る生活圏と、豊かな自然が残るエリアが隣接しています。英虞湾は真珠養殖発祥の地として有名ですが、その他にも生産量日本一を誇るあおさ、夜の海を幻想的に漂うウミホタルなど、志摩の産業や観光を支える海の恵みを育んでいます。