JTBホーム> 日本の絶景 感動の瞬間(とき)TOP >冬を運ぶ風物詩「気嵐」
概要・エピソード
早朝の気仙沼湾に立ちこめる薄い霧。初冬のよく晴れた日だけに見られるこの景色は、「気嵐(けあらし)」と呼ばれる現象です。気嵐は秋が終わる頃に発生するため、冬の訪れを示すものとして知られています。気嵐は夜に冷えた空気が水温の高い気仙沼湾に流れ込むことで発生し、日が昇り、空気が暖まると見えなくなってしまいます。そのため気嵐が漂う絶景を撮影するのであれば、朝早い時間帯が狙い目です。早朝から働きはじめた漁船やフェリーが海面を覆う気嵐をかき分けて進む様子は幻想的です。また、冬の清々しい朝日が気仙沼湾を照らし出し、港町が朝を迎える様子を楽しんでみてはいかがでしょうか。高台から見下ろせば、初冬の気仙沼を一望でき、絶景を心ゆくまで味わえます。
見所・お勧めポイント
海面から立ちのぼる薄い霧は、温泉地の景色や湯船の湯気を思わせます。冷たい空気が肌を刺す寒い朝、海面に射し込む朝日の光に空を飛ぶ海鳥の影、そして水面に立ちこめる気嵐が織りなす風景は、美しい絵画のようです。
背景
気仙沼湾はリアス海岸で有名な三陸海岸南部にあり、複雑に入り組んだ海岸線に囲まれています。「気嵐」は夜間に陸地で冷やされた空気が、河川を通じて暖かな海面に流れ込み、水蒸気を冷やすことで霧を生み出す現象です。風が弱く波の穏やかな場所でないと見ることができませんが、気仙沼湾の環境は気嵐の発生に適した条件が揃っています。
ご案内とご注意
※本サイトに掲載した感動の瞬間(とき)は、天気や自然の条件によりご覧頂けない場合がございます。
見ごろの時期・時間
- 時期:
- 11月上旬~下旬
- 時間:
- 早朝
- 天気:
- 全天候
住所
宮城県気仙沼市魚市場前8-25
お問合せ先
名称:気仙沼観光コンベンション協会
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