沖縄県 石垣・宮古・西表島

全長3540メートルの海上ドライブ「伊良部大橋（いらぶおおはし）」

概要・エピソード

光に照らされて輝く海面の青さと透明度の高さから、東洋屈指の美しさと謳われ、「宮古ブルー」と称される海。その海上をゆるやかな曲線を描いて渡り、宮古島と伊良部島を結んでいるのが「伊良部大橋」です。全長は3540m。海上を駆けるドライブコースの中央部は、下を船が潜ることができるように高さを確保して山なりに造られています。橋自体の見映えから多くの写真家がカメラを向けてきた被写体でありつつ、橋をドライブするだけでどこまでも広がるすばらしい絶景が楽しめるスポットでもあります。宮古島側から伊良部大橋の絶景を楽しむのなら、オススメはトゥリバービーチ。宮古ブルーの海が夕暮れ時に赤く染まり、落ちていく夕日と、夕日に映える伊良部大橋のシルエットというあざやかなコントラストの絶景を楽しめます。

見所・お勧めポイント

宮古ブルーの海上を走り抜けるドライブを満喫した後には、伊良部島にある牧山展望台で、渡ってきた道を振り返るのも良いでしょう。海を横切る伊良部大橋はもちろん、宮古島や他の島々まではるばる見渡すことができます。

背景

伊良部大橋は、無料で渡れる橋としては日本一の長さを誇る橋です。地元の人々の悲願だったこの橋は、およそ10年の歳月をかけて架けられました。それまで島を渡る移動手段は船しかなく、地元の人々も観光客も船を使わないと行くことができませんでしたが、伊良部大橋が完成したことにより、およそ15分のドライブで島を渡ることができるようになりました。