青森県 青森・東津軽

360度のパノラマが広がる紅葉の城ヶ倉大橋

概要・エピソード

青森県の津軽地方と南部地方を結ぶ城ヶ倉大橋。城ヶ倉渓流に架けられたこの橋の長さは全長360m。上路式アーチ橋として日本一の長さを誇り、谷底からも122mの高さがあることから、360度の大パノラマとあわせて眼下に広がる渓谷の豊かな自然を満喫できます。城ヶ倉渓流一帯はほぼ手つかずのままの原生林が残されており、十和田八幡平国立公園の一部に指定されています。こんもりとふくれた木々が赤や黄色の美しい色に染まる季節、城ヶ倉大橋は鮮やかな錦絵の一部となります。日本一の長い橋をカメラで撮るには橋のたもとからの眺めがおすすめですが、実際に歩きながらその長さを味わえば、特別なひと時となることでしょう。八甲田山系の山々が季節に応じて色づく時期、涼やかな秋風とともに、長大な橋の絶景が楽しめます。

見所・お勧めポイント

渓流に架かるアーチ型の橋を飾るのは、色鮮やかな山々の紅葉。見晴らしのよいこの場所からは、見渡す限り360度の大パノラマを楽しめるのが魅力的。複雑な地形を流れ落ちる清流を見下ろしながら、青空を彩る赤や黄色の紅葉が楽しめます。

背景

橋の長さ360m、アーチ支間長255m、谷底からの高さは122mと、上路式アーチ橋としては日本一の長さを誇る城ヶ倉大橋。津軽と南部を結ぶ橋として、平成7年に開通しました。かつては国道394号線最大の難所であった場所も、今では渓谷を軽々と飛び越える橋となり、県内外から観光客が集まる人気の絶景スポットとなっています。