高知県 土佐・横浪・四国カルスト

仁淀川町：自然が織りなす奇跡の清流「仁淀川の仁淀ブルー」

概要・エピソード

高知県を流れる清流、仁淀川。川底がくっきりと見えるほどに澄み切った美しい清流は、普段はエメラルドグリーンに近い色をたたえていますが、8月中旬を過ぎると、その色が神秘的な青色に変化します。透き通るブルーは「仁淀ブルー」と称えられ、とりわけ支流にあたる中津川の中津渓谷、安居川の安居渓谷では、すばらしい渓谷美とあわせて仁淀ブルーの清流が楽しめます。仁淀ブルーの鑑賞にぴったりな渓谷へは高知市内から2時間弱で訪れることができるので、日帰りで気軽に日本一の清流を散策できるのも魅力的。青の神秘と呼ばれるのにふさわしい清らかな川は、西日本最高峰の石鎚山を源流として、山野をめぐり、土佐の海まで流れていきます。

見所・お勧めポイント

神秘的な青にきらめく水をたたえた清流、仁淀川。その川の透き通るような青さは「仁淀ブルー」と呼ばれています。自然界では生み出されることが少ない、純粋な「青」の色彩美。日本一の水質を持つ川にふさわしい透明なブルーは、貴重な景色です。

背景

国土交通省が発表する「水質が最も良好な河川」に過去10年で8回選ばれた清流は、吉野川・四万十川とともに四国の三大河川として知られています。その源流は四国最高峰の石鎚山から湧き出しており、石鎚山から流れてくる面河川と三坂峠から流れてくる久万川が愛媛県の御三戸で合流し、仁淀川となって、高知の土佐湾まで流れていきます。