概要・エピソード

日本で最も早く、桜の開花を見られる場所。それが沖縄・今帰仁城跡です。他の都道府県ではまだまだ冬の気配が色濃い1月下旬、世界遺産にも登録されている沖縄の名城・今帰仁城跡では、美しくライトアップされた桜がはかなげに揺れる姿を見ることができます。琉球王国の三山時代、北部を治めていた北山王の居城であったこの場所では、かつての風情をしのばせるような歴史ロマンあふれる雰囲気が漂っています。城の門から中心部へと続く道の両側に植えられているのは濃く色づいた「寒緋桜(カンヒザクラ)」。本州の多くで植えられているソメイヨシノとは違った趣で咲くかわいらしい花は、ライトアップされた城壁を背景に鮮やかに浮かび上がり、その濃厚な色彩美で、見る人々の心を惹きつけます。

見所・お勧めポイント

沖縄県最大級の城で催される、日本一早い桜の宴。桜のトンネルを潜り抜け、城の中に入れば、ライトアップされた城壁と夜桜が織り成す雄大な空間が、異国に迷い込んだかのような不思議な感覚を味わわせてくれます。

背景

南北350m、東西800mに渡って広がる今帰仁城跡は、沖縄県に数多く存在している「城(グスク)」の中でも最大級の規模を誇ります。沖縄屈指の名城として名高いこの城が築城されたのは13世紀頃と言われており、琉球王国三山時代には、北山王の居城として北部一帯の中心地でもありました。その後も北の要として存在し続け、残された遺構が長い歴史を物語ります。この地で咲く寒緋桜は、開花時期が旧暦の正月と重なることから、別名を「元日桜(ガンジツザクラ)」とも呼ばれています。

ご案内とご注意

※本サイトに掲載した感動の瞬間(とき)は、天気や自然の条件によりご覧頂けない場合がございます。

見ごろの時期・時間

時期:
1月下旬~2月初旬 
時間:
(ライトアップ)18:00~21:00
天気:
晴れ・曇り
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住所

沖縄県今帰仁村字今泊4874

アクセス方法

車:那覇空港から車で約95分(沖縄自動車道利用)

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