概要・エピソード
人の背丈の何倍もある巨大な街路樹が、およそ2.4kmに渡って道の両側に続く美しい並木道。滋賀県の高島市にある道路には、およそ500本ものメタセコイアが植えられています。真っ直ぐな道路の両端を挟むメタセコイアはそれぞれが高さ20mほどもある立派なもので、壮大な景色を眺めながら、並木道の間を車で走り抜けられます。春には若葉を芽吹かせ、夏には濃い緑に輝き、秋には真っ赤な色彩に染まり、冬には雪に飾られるメタセコイアの木々は、四季折々の変化が激しく、訪れる人々を楽しませてくれます。中でも初夏、5月~6月にかけては、春に芽吹いた若葉がいっそう濃い緑に深まり、ツヤツヤとした若葉が太陽の陽射しにまぶしくきらめく様子が見られます。夕暮れ時にもなれば、やさいし夕陽が射し込み、街路樹の長い影を道路に落とします。
見所・お勧めポイント
背の高い街路樹に挟まれた、どこまでも続く真っ直ぐな道。整然と並べられたメタセコイアの並木道を車で走り抜ければ、まるで自分が映画のワンシーンに飛び込んだかのような気分を味わえます。四季折々の変化に敏感に装いを変える並木道は、多くの写真家達にも愛されています。
背景
メタセコイアは、和名ではアケボノスギという名で呼ばれている針葉樹です。高島市・マキノ高原のメタセコイア並木は、1981年に学童農園「マキノ土に学ぶ里」整備事業の一環として植樹されました。地域の人々の手によって大事に保護し育てられてきた木々は、県の協力もあって数を増やし、街路樹の範囲が延長されたことで、現在のような、500本ものメタセコイアが並ぶ壮大な並木道が出来上がりました。1994年には「新・日本の街路樹100景」に選定されています。
ご案内とご注意
※本サイトに掲載した感動の瞬間(とき)は、天気や自然の条件によりご覧頂けない場合がございます。
見ごろの時期・時間
- 時期:
- 5・6月
- 時間:
- 日中~夕暮れ
- 所要時間:
- 約30分
- 天気:
- 晴れ
住所
滋賀県高島市マキノ町蛭口~牧野
アクセス方法
電車:JRマキノ駅よりタウンバスマキノ高原線で約6分「マキノピックランド」下車すぐ
お問合せ先
名称:(公社)びわ湖高島観光協会
電話:0740-33-7101
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