栃木県 日光・鬼怒川

霧降高原からの雲海

概要・エピソード

毎年、元旦に多くの人々が美しい日の出を見ようと訪れる、日光・霧降高原。その名のとおり多くの霧が湧き出でるこの場所には雲海が出やすく、南東向きの斜面に広がる高原から、雲上に昇る朝日を見ることができる絶景スポットとなっています。視界を遮るものがない絶景は、標高1,000mを越えた場所にあり、なだらやかな斜面で形作られた霧降高原ならではの風景と言えるでしょう。清々しい空気の中、雄大な雲海の向こう側から昇ってくる朝日は、身も心も新しく生まれ変わるような気分にさせてくれます。黄色いラッパ状の花を咲かせるニッコウキスゲの群落や霧降ノ滝など自然の名所が数多くある中で、昼間だけでなく、夜明けの霧降高原もまた、格別の魅力にあふれています。

見所・お勧めポイント

眼前に緑豊かな日光の大パノラマが広がる、霧降高原。その名のとおり霧が多く湧き出でるこの場所では、とりわけ初夏に多くの霧が発生し、雄大な景色を覆う壮麗な雲海が一望できます。遥か遠くまで遮るものなく見渡せる雲海は、まるで雲の上に立っているような気分を味わわせてくれます。

背景

霧降高原は、日光市市街地の北方、赤薙山の南東斜面に広がる高原地帯です。名前の由来どおり6月～7月の初夏にかけては降るように霧が湧き出で、美しい雲海を生み出します。雲より高い場所から下界を見下ろすことができる霧降高原は、絶好の雲海鑑賞ポイント。また、周囲にさえぎるものがない南東向きのなだらかな斜面からは、雲海から昇る幻想的な日の出を仰ぐことができます。この霧降高原一帯は、ニッコウキスゲの花が咲き誇る庭園や日光三名瀑の1つ・霧降ノ滝といった自然豊かな名所はもちろん、ゴルフやスキーといったスポーツが一年中楽しめるリゾート地となっています。