茨城県 水戸・大洗・笠間

世界の絶景“蒼”のネモフィラ

概要・エピソード

頭上に広がる青空、眼前に広がる大海原。その2つの色を混ぜ合わせたかのように、足元の丘を染め上げる青の絨毯。青色の花が丘一面を覆い尽くす絶景は、一度見たら忘れられないほど。“蒼”のネモフィラとうたわれるこの美しい景色は、SNSやメディアでも紹介されている話題のスポットです。この景色を見ることができるのは、海にほど近い茨城県の国営ひたち海浜公園。例年期間は4月中旬～5月上旬にかけてのわずか数週間ほどしかありません。公園の奥にある「みはらしの丘」は周囲に大きな建物がないので、見晴らし抜群。見渡す限りに咲き誇る可憐なネモフィラの花々と澄み渡った春の青空に挟まれて、まるで空の上を歩いているかのような不思議な気分を味わえます。

見所・お勧めポイント

見渡す限り一面の“蒼”の世界。広大な丘に可憐な花がおよそ530万本も咲き誇る風景は、日本最大級のパノラマです。このネモフィラは国営ひたち海浜公園の春の風物詩としておなじみになっており、毎年多くの人々が、可愛らしくも美しい“蒼”の絶景を一目見ようと公園を訪れます。

背景

丘の端がそのまま空に溶けてゆくように見える、“蒼”の絨毯。このすばらしい景色は、1人の植物担当者の発想から生まれました。英名で「赤ちゃんの澄んだ瞳」を意味する名を持つネモフィラの花を見た担当者は、群れて咲く花の青さにイメージを掴み、丘一面を覆う“蒼”の花畑づくりのきっかけとなりました。2002年から公開されたネモフィラの花咲く「みはらしの丘」は瞬く間に大人気となり、毎年見頃にあわせて多くの方が訪れています。空と海に挟まれた可憐な“蒼”の丘は、4月中旬～5月上旬頃に満開となり、最高のシーズンを迎えます。