福島県 裏磐梯

新緑が眩しい初夏の五色沼

概要・エピソード

磐梯山の噴火によって生まれた湖沼群を楽しめる五色沼探勝路。およそ4kmの遊歩道の周辺には、最も広大な「毘沙門沼」をはじめとして、三つの色を持つと言われる「みどろ沼」、見る場所によって色を変える「瑠璃沼」、ひときわ明るく美しい「青沼」など、個性豊かな湖沼群が連なります。爽やかな空気を胸いっぱいに吸い込みながら、裏磐梯の美しい湖沼群を探検してみませんか。赤みがかった色の沼や、青白い沼、明るく透き通った青い沼など、実にさまざまな色彩の湖沼群が森の中に隠れています。湖沼群で最も広い面積を誇る毘沙門沼では、ボートに乗って湖面から磐梯山を見上げることもできます。新緑の季節、やわらかに芽吹いた若葉が遊歩道を彩り、きらめくような木漏れ日が、湖沼の水面を明るく輝かせます。

見所・お勧めポイント

吸い込まれるような深い瑠璃色の沼に、明るく澄んだ水色の沼、さらには周囲の草木を鉄さび色に染める沼など、性質の違う個性豊かな湖沼が集まった五色沼湖沼群。磐梯山の噴火で生まれた沼の数々が約4kmの遊歩道の左右に点在し、歩く人々の目を飽きさせません。

背景

磐梯山の噴火によって生まれた大小300もの湖沼が点在する裏磐梯高原。標高700～1,000mに位置する一帯は、爽やかな散策を楽しめる新緑の季節から、華やかな木々が山を彩る紅葉の秋、スキーリゾート地としてにぎわう冬まで、一年を通しての魅力にあふれています。中でも五色沼探勝路は、春の終わりから初夏にかけて、目に鮮やかな若葉の木立と美しい彩りを見せる湖沼群が楽しめるトレッキングコースとして人気があります。