概要・エピソード
桜の名所として名高い青森県・弘前。ソメイヨシノをはじめとして、約2,600本もの桜が咲き誇る弘前公園は、毎春、桜を見ようと訪れるたくさんの人々でにぎわいます。この弘前の桜は、花盛りの時期はもちろん、その散り際が秀でて美しいことで知られています。桜の盛りが終わる頃、弘前城を背負った桜の木々からは、春の風に乗って数えきれないほどの花びらが舞い落ちます。雨のように降る花びらは弘前城を囲む外濠(そとぼり)に降り積もり、広大な外濠が桜色の絨毯を敷き詰めたかのように飾られるさまは、「桜の畳」と例えられるほど。さらに外濠の水面に落ちた花びらが春風に押されて流れてく様子は「花筏」と呼ばれ、春の弘前の名物となっています。
見所・お勧めポイント
桜吹雪の中を歩きながら、弘前城の外濠を埋める桜の絨毯を眺めるのが、弘前公園でのとっておきの桜の楽しみ方。散り際だけに見ることができる華やかな桜吹雪と外濠を流れる「花筏」は、満開後、数日間しか見ることができません。弘前の桜だけが見せてくれる一風変わった絶景を、ぜひ体感してみてください。
背景
青森県弘前市にある弘前公園は別名は「鷹揚公園」あるいは「鷹揚園」と呼ばれており、弘前城・天守閣を中心にして総面積約49万2000㎡に及ぶ広大な公園です。敷地内の各所には往時をしのばせる櫓や建物が残り、今に歴史を伝えています。天守閣の背後には「津軽富士」とうたわれる岩木山をいただき、春には桜、秋には紅葉、冬には雪灯籠が飾られ、訪れる人々の目を楽しませてくれます。
ご案内とご注意
※本サイトに掲載した感動の瞬間(とき)は、天気や自然の条件によりご覧頂けない場合がございます。
※弘前城本丸東面の石垣修理工事に伴い、天守を約70m本丸の内側へと曳屋する工事を平成27年に実施します。石垣修理工事には約10年間を要し、曳屋した天守を元の位置に戻すまでにも5年以上かかると見込まれています。平成27年の「弘前さくらまつり」までは、天守を現在の位置で見ることができます。
見ごろの時期・時間
- 時期:
- 4月下旬~5月上旬
- 時間:
- 日中
- 所要時間:
- 約1時間
- 天気:
- 晴れ
住所
青森県弘前市下白銀町1
アクセス方法
JR弘前駅から車で約15分
東北自動車道大鰐弘前ICから車で約20分
お問合せ先
名称:弘前市立観光館
電話:0172-37-5501
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