デロス島(Delos)の観光情報

エーゲ海のミコノス島の沖合に浮かぶデロス島は、ギリシア神話によれば、ゼウスとレトの子どもである太陽神アポロンと月の女神アルテミスが生まれた場所だ。南北5km、東西1.3㎞の小さな島だが、紀元前5世紀、アテネを中心とするギリシャの都市国家が、対ペルシャの軍事同盟(デロス同盟)を結び、その本部と金庫をこの地に置いている。その後、島は宗教や政治、交易の中心地として大いに繁栄した。アポロン神殿を中心に、いくつもの神殿が建てられ、ドーリア様式の建物の遺跡が残る神域には、「聖なる湖」や紀元前7世紀に造られた5頭の大理石製のライオン像なども残されている。島の中ほどにある小高い丘、キントス山の斜面には古代の街並みと商業地帯の遺跡が残されており、往時の繁栄をしのぶことができる。1990年に世界遺産に登録された。

都市 デロス島
カテゴリー 観光地 > 遺跡・史跡・旧跡・城址

基本情報

住所 Delos, Kiklades
TEL/FAX (22890)22259 /
アクセス ミコノス(Mykonos)島からデロス(Delos)島行きの船で約30分、ナクソス(Naxos)島からは約90分。
営業時間 8~20時(月・土曜~15時、11/1~3/31は予約のみ~15時)
11/1~3/31は事前予約が必要。一部祝日は時間変更あり。
定休日 なし(11/1~3/31は月曜)
公式サイト http://odysseus.culture.gr/h/3/eh351.jsp?obj_id=2371
最終更新日時 2016年08月19日

観光情報

所要時間目安 2時間以上
入場料 大人:12ユーロ、 18歳以下は入場無料(パスポートなどの提示が必要)。無料入場日: 3/6、4/18、5/18、9月最後の土・日曜、10/28、11/1~3/31の第1日曜。
入場時の注意事項 夏場は日差しが強いため、日焼けと水分補給に注意。歩きやすい靴(スニーカーなど)をおすすめ。

過去に見た施設