エッセンのツォルフェライン炭坑業遺産群(Zollverein Coal Mine Industrial Complex in Essen)の観光情報
ドイツ西部エッセンにある産業遺産で、19世紀半ばに発足したドイツ関税同盟(ツォルフェライン)炭坑の跡地である。この炭坑では1851年から1986年まで採掘が行われ、世界最大規模の採掘量を誇った。しかし、燃料の主流が石油に移ると炭坑業は衰退し、ついには閉鎖となった。2001年には世界文化遺産として登録される。10以上の採掘坑があり、なかでも有名なのは第12採掘坑である。当時影響力のあったバウハウスの思想にのっとり、建築家フリッツ・シュップとマルティン・クレマーによって設計された。2本の足を有する立坑櫓は非常に先進的なデザインで、モダニズム建築の好例として知られ、「世界でもっとも美しい炭坑」と賞される。建築面だけでなく技術面でも優れたものであった。この第12採掘坑は、現在はデザインセンターとして使われている。
都市 | エッセン |
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カテゴリー | 観光地 > 工場・施設見学 |
基本情報
住所 | Zollverein Coal Mine Industrial Complex Essen Germany |
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公式サイト | http://www.zollverein.de/ |
最終更新日時 | 2018年09月03日 |