タンソンニャット国際空港からホーチミン市内ホテルまでの移動手段5選(2023年最新版)


ホーチミン支店

タンソンニャット国際空港は、ベトナム最大の経済都市・ホーチミンにある空港で、ベトナム南部の空の玄関口となっています。

空港から市内中心部までは約8kmの距離で、渋滞がなければ車で30分圏内という便利な立地にあります。

しかし、2023年時点、空港と市内中心部の区間で稼働している公共交通機関は路線バスのみで、鉄道がありません。

そのため、タンソンニャット国際空港に降り立った旅行者は、各自で交通の足を手配し、市内中心部へ向かう必要があります。

そこで今回は、タンソンニャット国際空港から市内までの移動手段ついてご紹介します。

タンソンニャット国際空港から市内中心部までの移動手段5選

1. メーター制タクシー
タンソンニャット空港での最もオーソドックスな移動手段が、メーター制タクシーです。

国際線到着ゲート出口から左手へ進むとタクシーレーンがあるので、旅行者はここに並び、順次タクシーに乗り込んでいくというスタイルです。

ただし、タクシー乗車の際に気をつけていただきたいのが、適当に充てがわれたタクシーに乗らないこと、「タクシー?」と執拗に声をかけてくる客引きにはついて行かないことです。

なぜなら、ベトナムでは、法外な料金を請求する「ぼったくりタクシー」が残念ながら後を絶たないため。

メーター制を採用している信頼できるタクシー会社を選んで乗車するようにしましょう。

メーター制タクシーの中でも、特におすすめしたいタクシー会社は「Vina Sun Taxi(ビナサンタクシー)」と「Mai Linh Taxi(マイリンタクシー)」。

この2社は、現地で最も信頼されている老舗大手のタクシー会社であり、良心的な初乗り料金とメーター制を採用しているので、言語が通じない外国人旅行者でも安心・安全に利用できます。

ちなみに、ベトナムのタクシー初乗り料金の平均相場は12,000ドン(約60円)。

タンソンニャット空港から市内中心部までのタクシー料金は、150,000(約900円)〜200,000ドン(約1,200円)に、プラス空港入場料10,000ドン(約60円)が目安となります。

メーター制タクシーを利用する際の参考にしてみてください。

タンソンニャット空港のタクシーレーン(タクシー乗り場)(JTBホーチミン支店)

ビナサンタクシーは、白色のボディに赤と緑のラインが入った車体(JTBホーチミン支店)

マイリンタクシーは、全体が深い緑に覆われた車体(JTBホーチミン支店)

2. チケット制タクシー
前払いシステムのチケット制タクシーもあります。

国際線到着ゲート出口から右手へ進むと、チケット制タクシーの専用受付カウンターがあります。

ここで目的地を伝えると事前に料金を案内してもらえるので、内容に問題がなければ支払いを済ませたうえで専用車両へ案内してもらえます。

ぼったくり被害に遭う心配もなく、タクシーレーンで順番待ちをする必要もありません。

料金は、メーター制タクシーより快適に移動できる分、少し割高となります。

タンソンニャット空港のチケット制タクシー受付カウンター①(JTBホーチミン支店)

タンソンニャット空港のチケット制タクシー受付カウンター②(JTBホーチミン支店)

3. 現地旅行会社による空港送迎サービス(日本語ガイド付き専用車)
「到着日の交通手配の手間を省き、より快適にホテルへ向かいたい!」という方には、現地旅行会社の空港送迎サービスがおすすめ。

国際線到着ゲート出口にて、日本語を話せるガイドがネームプレートを持ってお出迎えしてくれるので、あとはガイドの誘導に従い専用車両に乗り込むだけ。

他の移動手段と比べると料金は上がりますが、車内の移動中からホテルのチェックインに至るまで、ガイドが日本語でサポートしてくれるので、海外が不慣れという方にも安心してご利用いただけます。

JTBでは、ひとり旅から最大7名のグループまで、様々な旅行スタイルに合わせた「『らくらく安心』専用車送迎プラン」をご用意しております。

日本語ガイドが到着ゲート出口にてお出迎え!(JTBホーチミン支店)

JTB「『らくらく安心』専用車送迎プラン」の専用車です。(JTBホーチミン支店)

<旅慣れた方・リピーター向け>
4. 配車サービス「Grabタクシー」

「Grab」は、東南アジアで最も普及している配車アプリです。

アプリ上で出発地と目的地を設定するだけで、事前に料金やドライバー、車両タイプが確定するため、使い勝手の良さやトラブルを回避できる点から、ホーチミン市内においても、多くの外国人旅行者がGrabを重宝しています。

ただし、Grabを利用するためには携帯番号の認証作業が必要となるため、空港到着後すぐにGrabを利用されたい方は、日本出国前にダウンロードと登録・認証作業を済ませておいたり、SIMカードの用意が必要だったりします。
また、空港の規制により、配車アプリの乗降場所が変更されることもあるため、旅行者が空港到着直後に利用する移動手段としては、少々ハードルがあるかもしれません。

5. 公共路線バス
公共の路線バスや民間運営のバスも、空港⇄市内間で運行しています。

バス車内でのやりとりは全てベトナム語、かつ、時間通りに運行されていないこともあるため、外国人旅行者にはあまりおすすめできませんが、最も安価な移動手段です。

旅慣れた方であれば、ローカル体験の一つとして楽しめるでしょう。

タンソンニャット空港発のローカルバス乗り場(JTBホーチミン支店)

まとめ

以上、タンソンニャット国際空港からホーチミン市内中心部までの移動手段についてご紹介しました。

ご自身の旅行スタイルと照らし合わせて、最適かつ安全な移動手段を選ぶことは、海外での旅を幸先よくスタートさせるコツでもあります。

弊社JTBでは、安全性に加え、日本語ガイドと専用車両による安心と快適をお届けする「空港送迎サービス」をご用意し、ホーチミンにお越しになるお客様の旅のサポートを承っております。

弊社サービスご利用を希望される方は、以下予約ページからお問い合わせ、または、お申込をお願いいたします。

この記事を書いたレポーター

ホーチミン支店

エリアから探す

地図から探す

記事タイプから選ぶ

旅のテーマから選ぶ

旅行スタイルから選ぶ

日付から選ぶ