2022年6月ロサンゼルス（LAX）から日本入国～現地スタッフ体験記～

この夏は、長い間我慢していた海外旅行、日本一時帰国を予定されている方も多数いらっしゃるかと思います。まさに、私もその一人！

6月から日本へ入国する際の検疫手順が簡略化され、直近滞在の国によりますが、アメリカから日本到着なら空港到着時のPCR検査が不要になりました。
この簡略化の恩恵をうけるためには、My SOS（入国者健康居所確認アプリ）をダウンロードして、アカウント登録した後「入国・帰国の目的で利用する」という項目でファストトラックとして諸々必要書類をアップロードしたり、記入しておく必要があります。

アカウントの登録はパスポート番号や滞在先の住所などを入れていくので、お手元にパスポートを用意して携帯とにらめっこです。

12才以下のお子様も同行の場合、保護者のアカウントに一緒にアカウントを作ることができます。（入力欄を探さなくても大人のを入力すると”同行者の確認”、というので「12才以下の子供が同行していますか？」とアプリが聞いてくれますのでご心配なく！）

詳細については、下記の厚生労働省ホームページをご参照ください。
https://www.hco.mhlw.go.jp/fasttrack/

質問票WEB、誓約書は”登録”から進み、質問に答えていくだけです。

ワクチン接種証明書は写真をとってアップロード、陰性証明書はPDF等で発行されることが多いので、そのままアップロードで登録作業は完了です。

登録が終わっても審査待ち画面で待機する時間があります。
私は待つこと1～2時間で下の青画面になりました！
人によっては10時間以上かかったという話も聞きますので、書類がそろったら早めにアップロードするのがおすすめです。

ロサンゼルス空港はいつも工事中ですが、現在電車開設工事のため空港ターミナルへの道路は、走行レーンが減っていたり、変更になっていたりとコロナ前と変わらない渋滞と混雑ぶりです。

今回は一番奥の国際線ターミナルを利用。
トムブラッドレ―・ターミナルの改装工事は完了しましたが、国内線に比べまだまだ利用者が少ないようで、ターミナル内は比較的人も少なく落ち着いた雰囲気でした。（でも閑散としているわけではありません。）
お店の営業も概ね再開されていました。

公共交通機関ということで、機内は全員マスク着用で、機内アナウンスで飲食時以外はマスク着用を呼びかけられていました。
一方で、空港内では、個人的な感覚で八割強の方はマスク着用していましたが、ゲートまで移動中の人の中にはマスクはせずに歩いている方も見かけました。

さてさて、日本の空港に到着したら、先ほどの青画面を印籠のように係員に見せるだけ！
成田空港に到着でしたが、2，3か所”提示ポイント”があったでしょうか。

うち1か所では成田空港のWiFiを使って青い画面からQRコードを表示させ、スキャナーで読み取らせ、パスポート情報もスキャンして照合させる必要がありました。

それ以外は以前の通関と同様です。

荷物を受け取り、予約してあったWiFiルーターをかり、バスのチケットも買って、小学生の子連れでも、便到着から1時間後には、東京駅行きのリムジンバスに乗車していました。

コロナ前にもなかったくらいスムーズでスピーディな入国！
これぐらいの所要時間ならお盆や年末年始の帰国ラッシュ時も対応可能なのかな、と思わされました。

海外渡航と日本入国に必要な条件は随時かわりますので、政府発表を必ずご確認くださいね。
↓↓↓
https://www.anzen.mofa.go.jp/