人気国立公園の今!~ヨセミテ国立公園~


ルックアメリカンツアー ロサンゼルス

カリフォルニア州にある「ヨセミテ国立公園」は、年間訪問者数が常にトップ5入りしている、国内でも有数の人気国立公園です。
しかし今年は新型コロナウイルス感染拡大を懸念し、3/17から公園サービスを全て停止、閉園状態が続いていました。

現在も公園内のシャトルバスや各施設、一部のホテル、キャンプ場等で営業を見合わせている部分もありますが、公園自体は6/11に再オープンし、主要な観光スポットは問題なく観光できる状況になりました!
※9/17山火事の影響による大気汚染で、再度閉鎖されています。再開時期は国立公園のサイトなどでご確認ください。

但し、訪問時の大きな注意点として「事前に入園予約が必要」となっています。入園可能な人数を制限することによって、公園内に人が集中し感染が拡大することを防ぐ措置です。
車両1台につき1件の予約(7日間有効)が必要で、先の予約状況を見てみると、金~日曜の予約は埋まっていて、やはり週末は訪問者が多いことが分かります。

それでは、公園内の様子を詳しくご紹介していきます!

公園の入り口

予約確認書と身分証明書の提示を求められますので、列に並んでいる間にご準備を!
予約確認書は紙で印刷しておくのがベストですが、スマートフォンで画面を見せてもOKです。ただ、この辺りは電波が通じないことが多いので、予め確認書のスクリーンショットを撮っておいて、電波が無い環境でも見せられる状態にしておくのが安心です。

トンネル・ビュー

公園入口から近い人気の展望スポットということもあり、結構賑わっていました。写真撮影に時間をかける人が多いので、時間帯によっては混雑することも。。。
ほとんどの人がマスクを着用していて、写真を撮る時にだけ外し、すぐに付け直していました。

グレイシャー・ポイント

グレーシャー・ポイントは、ヨセミテ・バレーを眼下に見下ろす展望スポット。
しばらく公園が閉園していたとは言え、やはり圧巻の絶景です!!
コロナで人々の生活が変わる(ニューノーマル)と頻繁に耳にしますが、雄大な自然の美しさは決して変わることなく、常に人々を優しく受け入れてくれる感じがします!

グレイシャー・ポイントにある売店

人の流れが一方通行になるように入口と出口が分かれていて、消毒液も自由に使えるようになっています。中には飲み物や軽食、お土産などが置いてあります。また公共のお手洗いも問題なく利用できる状態でした。

余談ですが、この日はヨセミテにしては暑く、36℃位まで気温が上がったためか、アイスクリームを買っている人をたくさん見かけました。(私も例に漏れず食べました🍦)

ヨセミテ・バレーの売店

こちらは、公園内の中心エリアにある売店です。ここは公園の中で1番大きく、多くの人が利用します。こちらも入口と出口が分かれていて、店内に入る人数を調整しているため、少々待ち時間が発生する場合があります。
お土産から食料品まで品揃えが豊富で、お買い物には全く問題はありませんでした。

ヨセミテ・バレーにあるフードコート

マスク、ソーシャル・ディスタンス等を促すサインが置かれていました。中で飲食ができないように、テーブルと椅子が片付けられているので、買ったものは外のベンチで食べることになります。
また、営業時間を縮小してるので訪問する際は空いている時間を事前に確認することをおすすめします。

ハイキングコース

こちらは、”ミスト・トレイル”というハイキングコースの入り口です。
少々見づらいですが、入口を示す看板の下には、ハイキング中もソーシャル・ディスタンスを保つように注意書きが貼ってありました。

トレイル中は、平坦な道では大方の人がマスクをしていますが、急勾配で体力が必要な道では、呼吸が乱れることがあるため、一時的にマスクを外して、人が多いところや人とすれ違う場合には付け直す等、様子をみながらマスクを着脱する人が多く見られました。個々人が感染予防に配慮しながら歩く様子は、今までに見たことがない光景で印象的でした。

トレイルでは、写真撮影に夢中になりすぎて携帯電話などを川に落とさないように気をつけましょうね!(経験者談)

マリポサ・グローブ

こちらは「マリポサ・グローブ」。ヨセミテ・バレーから約40分程南にあるセコイア樹林です。
中心地のヨセミテ・バレーから少し離れているため、ハイキングコースを歩く人の数もさらに少ない印象でした。

ここ最近は、”お家時間”で家にいる時間が長かったので、巨木に囲まれながら森林浴していると、気分が一気にリフレッシュされるようでした!

グリズリー・ジャイアント

こちらは、樹林2700年のジャイアント・セコイア「グリズリー・ジャイアント」の写真です。
生で見ると思わず息をのむ大きさに感動してしまうのですが、写真だと”巨木感”が伝わりづらいのが実に残念です!
一見の価値ありですので、ぜひ直接見に来てください!

地元メディアの報道を見ていると、やはり訪問者は例年に比べ少ないようですが、人気スポットには人が集まる傾向にあるため、感染予防策の徹底が必要です。
また、公園内を巡回しているパーク・レンジャーよると、訪問者が少ないことから、普段あまり出てこない場所にクマやシカ等の野生動物が頻繁に現れているとのことでした。

以上、ヨセミテ国立公園の情報でした!
情報は頻繁に変わりますので、ご訪問時は公園の公式ホームページで最新情報を確認頂くことをおすすめします。

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この現地レポートの内容は、JTB USAの公式Youtubeチャンネルにて、動画でもご案内していますので、ぜひご覧ください!

ヨセミテ国立公園

  • オプショナルツアー(現地発着)
    JPY21,177〜
    大人(12歳以上)1名あたり
    期間: 2020-04-01~2021-03-31
    ①人気のヨセミテ国立公園を1日で観光する英語ツアー。
    ②ヨセミテはカリフォルニアで最も人気のある観光スポットのひとつ。世界遺産にも登録されています。
    ③定番のトンネルビュー、ハーフドーム、エル・キャピタン、ブライダルベール滝などをご案内します。
    ④天候やトレイルのコンディションが良い日は、地球上で最大の巨木があるセコイアの森をまわる、約1時間のハイキングにもご案内します。
    ⑤日本語オーディオガイドのご利用も可能です。
  • オプショナルツアー(現地発着)
    JPY29,322〜
    大人(12歳以上)1名あたり
    期間: 2020-04-01~2021-03-31
    ①ヨセミテ国立公園は氷河が岩山を削って生まれた渓谷です。高さ1500mの絶壁や様々な滝など主な観光ポイントを日本語で観光します。
    ②野生動植物も主な見所のひとつ。約500頭の熊も生息しており夏のシーズンには野生動物や巨木などスケールの大きいアメリカ大自然を堪能できます。
    ③四季折々の景色が楽しめるヨセミテでは、春先は水量の多い様々な滝、秋は紅葉(黄葉)、冬は銀色の雪景色と静かなヨセミテが魅力です。
    ④日帰りツアーでありながらもトンネルビュー、ハーフドーム、ヨセミテ滝などの観光ポイントをお楽しみいただけます。
    ⑤時間がない忙しい方も日帰りツアーなので気軽にヨセミテ国立公園を観光できるのでお勧めです。

この記事を書いたレポーター

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