サブウェイアート第三弾!地下鉄1,2,3番線に描かれたモザイクアート☆


ルックアメリカンツアー ニューヨーク

1、2、3ラインのモザイクアートをご紹介♪

ニューヨークの地下鉄のモザイクアートを紹介するブログも3回目を迎えました。これまでに、黄色のQライン、同じく黄色のN、R、Wラインのサブウェイ・アートを紹介してきましたが、今回は、ウェストサイドを走る赤の1、2、3ラインのモザイクアートを特集します。

マンハッタンのウエストサイドとは?

マンハッタンの西側には、アッパーウエストサイド、去年できたばっかりのハドソンヤード、チェルシー、ハイライン、グリニッチビレッジなど、歴史ある建造物や新しい近代化した建物まで様々な文化を感じることができ、観光客やたくさんの人で盛り上がっています。

1のHouston Street駅では、ニューヨーク在住のDeborah Brownのアートがフィーチャーされています。海の底の地下鉄の駅がテーマで、海に住む生物が描かれています。

Deborah Brownのアート

私のお気に入りは、ポールダンスをするタコ。

海の生き物が本当に電車内にいるようで、楽しい作品です!

まるで本当に泳いでいるようです!

1番線の50th Street駅

ブロードウェイの劇場やタイムズスクエアにも近い1番線の50th Street駅。

こちらの駅では、Liliana Porterが描いた、ルイス・キャロルの不朽の名作「アリスの不思議な国」をテーマに、駅の周辺にあるブロードウェイの舞台美術を表現したモザイクアートを見ることができます。ウサギを追って穴に落ちたアリスも、地下鉄も、どちらもアンダーグランドの体験ですが、双方の体験、かなり違いますね。

影絵のようになっているのも魅力的☆

ペンステーションがある34th Street駅!

そして、マディソンスクエアガーデンなどもある1、2、3の34th Street駅。
マディソンスクエアガーデンはNBAのニューヨーク・ニックス、NHLのニューヨーク・レンジャース(アイスホッケー)、NLLのニューヨーク・タイタンズ(ラクロス)のホームであることも有名です!
ペンシルベニア駅にも近く、AMTRAKという特急列車の駅もあるのでボストンやワシントンからくる人も多い駅です!

こちらの駅では、Elizabeth Grajales作の鳥や動物が描かれたモザイクアートがフィーチャーれていています。子供の頃、この駅を利用した際に、とてもどんよりとおもしろみがない駅という印象があって、この駅を利用する人たちに朗らかなで穏やかな街の避難所のような空間になるようにというアーティストの思いが込められています。

モザイクアートではなく、ペイントされた絵画を見ているようです!

ペンシルベニア駅。

ワールドトレードセンター付近の駅!

そして、1番線をダウンタウン方面に下っていくとWTC Cortlandt駅に着きます。
こちらの駅は、ワールド・トレード・センターのほぼ真下にあった駅で、2001年の9月11日アメリカ同時多発テロによって大きな被害を受け、閉鎖されたままでしたが、昨年9月8日に再オープンしました。Ann Hamilton作のChorusという作品で、1776年の独立宣言と1948年の国連の世界人権宣言の文章がフィーチャーされています。

マンハッタンの最南端の駅

1のSouth Ferry駅は、2012年にハリケーン・サンディの多大な被害を受け、2017年に再オープンしました。ブルックリンの双子のアーティストDoug and Mike Starnによる、シルエットの木々やマンハッタンのヴィンテージの地図、駅の近所にあるバッテリーパークを描いたモザイクアートがインストールされています。

マンハッタンの一番下なので、ここからスタテン島に行くフェリー乗り場やバッテリーパークという広い公園にも近く観光客や現地の人であふれております。

細かい木のシルエットがきれいです!

昔のマンハッタンの地図も気になります!

番外編

モザイクアートではありませんが、同じく1のFranklin Street駅の「Respect」の看板について、書きたいと思います。これは、ニューヨークの地下鉄を運営するMTAが、2018年に他界したソウルの女王アレサ・フランクリンの追悼の意と功績を称えて、アレサ・フランクリンの代表曲でもある「Respect」と書かれた看板をフランクリンの名前がつくニューヨーク市の駅に設置したものです。「Respect」の看板は、このマンハッタンのFranklin Street駅の他に、ブルックリンのFranklin Ave駅にも、設置されています。

終わりに。

ニューヨークはフォトスポットになるところがたくさんありましたね!
それぞれの駅に違った特徴もあり、歴史的な風潮も知ることができて楽しいです!
皆様もニューヨークに訪れた際は、こういったサブウェイアートにも注目してみてください♪

この記事を書いたレポーター

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