サンフランシスコで自由時間があったら・・・


ルックアメリカンツアー ロサンゼルス

サンフランシスコの定番といえば

ケーブルカーやゴールデンゲートブリッジなどで世界的に有名な観光都市サンフランシスコ。フィッシャーマンズ・ワーフやユニオン・スクエアなど人気の観光地の多くは、サンフランシスコ半島の北東にあります。

  • オプショナルツアー(現地発着)
    JPY16,569〜
    大人(12歳以上)お一人様あたり
    期間: 2019-10-01~2020-03-31
    ゴールデンゲートブリッジ、フィッシャマンズワーフ、ツインピークスなどサンフランシスコの観光名所を1日で網羅する市内観光の決定版です。定番の市内観光に加え、チャイナタウンや、サンフランシスコ野球チーム球場オラクルパークなどユニークなスポットの車窓観光も充実!

サンフランシスコの太平洋側

サンフランシスコ観光の裏メニューは、半島の北西端、太平洋に面するLands Endというエリア。朽ち果てたバスハウスや強い風を受け斜めになった木々があり、その名の通り「地の果て」という風情の場所ですが、実は多くの見どころが集まっています。まず訪ねたいのが、Lands End Lookout Visitor Centerという観光案内所。周辺の地図や歴史などの情報が得られるだけでなく、ギフトショップにはサンフランシスコ土産にぴったりのかわいらしい絵本、カップや小物など楽しいグッズが取り揃えてあります。

ランズエンドから見た太平洋

サンフランシスコのアイスクリームと言えば

併設のカフェには、サンフランシスコのオフィシャルデザートとも言われるアイスクリームサンドイッチ、It’s Itも。アイスクリームといえばこれだ!という感じのネーミングです。ちなみにこのIt’s Itの工場と売店がサンフランシスコ空港近くのバーリンゲームという町にあり、はるばる遠方からもアイスを大人買いする人たちが訪れています。

初めて食べても懐かしい感じのアイスクリームサンドイッチ

海沿いを歩いてみましょう!

Visitor Centerから東に向かうトレイルは、半島の北側に沿って、海辺の景色や自然、対岸のマリン郡の海岸線を臨むだけでなく、北東方向には優雅なゴールデンゲートブリッジも見えます。トレイルの途中には、咸臨丸に乗ってサンフランシスコにやってきた一団の記念碑や、ヨーロピアンアートで有名な美術館Legion of Honorもあります。Lands Endの南にあるのは、雄大な太平洋に面したサンセット地区。朝方のビーチは霧に包まれた神秘的な景色に出会えることが多く、逆に夕方はサンセットの名の通り、鮮やかな夕日を眺めることができます。この地区の穴場は、Turtle Hillという愛称を持つグランドビュー・パーク。高台にある小さな公園ですが、ここから眺める夕日とサンフランシスコの街並みは、まさに地元民のみが知る絶景です。

トレイルから見える景色はサンフランシスコの違う一面が

ベイブリッジを渡ると

サンフランシスコの北東からベイブリッジを渡ったところにあるのが、イースト・ベイと呼ばれる地区。対岸の中都市オークランドやバークレー、PIXARのスタジオのあるエミリービルなどがあります。カリフォルニア大学の本校があるバークレーには、全米だけでなく世界中から学生が集まり、世界各国のグルメも集まる場所。カリフォルニア料理というジャンルを創作した超有名店シェ・パニーズも、ここバークレーにあります。

映画でも有名なカリフォルニア大学本校の時計台

絶品!ベジタリアン・ピザ!

そしてシェ・パニーズからシャタックアベニューを挟んだ斜め向かいにあるのが、行列の出来るCheeseboard Pizzeria。私が「地上最高」と思うベジタリアン・ピザの名店です。ピザのメニューは日替わりで1種類のみ。トッピングにお肉はなくても、サワードウ生地のおいしさとチーズの芳醇さが際立ち、毎日でも行きたくなる場所です。お値段は1切れ2.75ドル、ハーフ11ドル、ホール22ドルとお手頃、そしておまけのピースが必ずついてくるお得感も嬉しい。窓を開けて開放感のある店内は、ジャズの生演奏が毎日あり、雰囲気もとてもよいお店です。

おいしいピザと生演奏

サードウェーブコーヒーのメッカ

かつてオークランドは治安がよくないイメージがありましたが、近年湾岸地区の再開発やダウンタウンの整備が進み、オシャレな町に生まれ変わりつつあります。オークランドと言えば、サードウェーブコーヒー。今や全米だけでなく日本にも進出しているブルーボトルもオークランドの倉庫街から生まれました。同じく倉庫街にあるバイシクルコーヒーもしゃれた店構えで、カフェ巡りも楽しいですよ!

味もお店の外観も新しい

有名な小説家も通ったバーが今も営業!

倉庫街から歩いて5分程度のジャック・ロンドン・スクエアは、ヨットハーバーや海辺のレストラン、ショップなど、落ち着いた雰囲気。ここの穴場は、1883年から続いている酒場Heinold’s First and Last Chance Saloon。「野生の呼び声」「白い牙」「海の狼」などの名作を書いた小説家ジャック・ロンドンが通ったという、歴史の息吹を感じる場所です。

ジャック・ロンドンが通ったBAR

シリコンバレーの中の穴場

サンフランシスコの南にあるシリコンバレーの観光と言えば、アップル、グーグル、フェイスブックなどのビジターセンターや社屋を見学するツアーが定番ですが、スタンフォード大学もぜひ時間をとって訪れたい場所です。スパニッシュ・コロニアル様式の校舎やチャペルが美しく、シリコンバレーを一望できるフーバータワーや、杉をモチーフにした大学グッズの数々を販売する大学生協もあります。中でもお勧めは、大学内の美術館「カンター・アート・センター」。世界中の絵画や彫刻、古典から現代美術まで4万点を越える作品を所蔵し、学生のみならず地元民にも観光客にも無料で開放されています。美術館の横には彫刻庭園があり、19世紀を代表する彫刻家ロダンの作品が生き生きと配置されています。館内にも170点を越えるロダンの作品があり、全世界でも有数のコレクションを誇ります。

広大で美しいキャンパス

ロダンの彫像が美術館の外にも

まだまだ魅力があります!

冬でも比較的温暖なサンフランシスコ・ベイ・エリアには、San Bruno MountainやMission Peakなど気軽にハイキングやウォーキングができるトレイルが数多くあり、自転車でゴールデンゲートブリッジを渡ったり、アクティブな旅を楽しむこともできます。さらにはスターングローブ・フェスティバルやフィルモア・ジャズフェスティバルなど年間を通して音楽イベントがあり、定番中の定番ツアーに、自分の好みの旅のメニューを付けたすことができるはず。ぜひ、自分なりの旅の裏メニューでサンフランシスコ・ベイ・エリアを楽しんでください!

シリコンバレーの近くにもトレイルがたくさん

この記事を書いたレポーター

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