年末年始が狙い目？冬に行くナイアガラの滝！

ナイアガラの滝は年間1300万人が訪れる世界有数の観光地。多くはカナダからの観光客ですが、アメリカから年間300万人、その他の国から100万人もの人が訪れます。日本からも一生に一度はみてみたい！と思う方は多いはず。夏がベストシーズンですが、秋は紅葉、冬は雪景色など、夏とは違った絶景が楽しめます。今回は冬のナイアガラの滝をご紹介！

カナダ滝と国境を隔ててアメリカ滝とブライダルベールの三つの滝で構成されているナイアガラの滝。滝の正面や全体を眺望できるのはカナダ側、州立公園内にあるアメリカ側。ニューヨークから車だと片道7-8時間かかりますが、飛行機であれば日帰りで観光できます。国境を越えてカナダ側に渡っていくのでパスポートをお忘れなく。

オフシーズンである冬には、遊覧船による滝つぼクルーズなどいくつかのハイライトを体験することはできません。でも、駐車場の混雑や国境の入国審査の待ち時間もなく効率的に移動できる日が多く、滝の裏側のトンネルや滝の上流などピークシーズンには行けないような場所を回ることができます。轟音とともに水が流れ落ちる迫力のある美しい景観に感動。でもやっぱり寒い！ツララが出来ています。最近は暖冬が増えましたが、私が前のシーズンに行った日は昼間でも氷点下5℃。もこもこに服を着重ねてもかなり寒かった～。

お昼は夏と変わらずシェラトンホテル12階にあるレストランから、滝を見下ろしながらのランチ！バッフェスタイルなので好きなもの選んでお食事ができます。滝の違う表情が見られます。ホテルの近くには観光スポットがあるので、お土産を買ったり散歩をしたりできました。

アメリカ側からアメリカ滝を見るのに最適な場所が、Prospect Point Park。
カナダ側から見ると、大きなカナダ滝に比べて地味な感じがあるアメリカ滝ですが、ここからの景色は実に雄大！抹茶を混ぜたようなグリーンの色あいが、何とも魅力的でした。

ナイアガラの滝観光を楽しんだ後、夕方バッファロー空港に少し早め着くことができたら、是非バファロー･ウイングを！全米で人気の辛味が効いたチキンウイングは、ここバッファローが発祥の地なのです。伝統的にブルーチーズドレッシングとセロリスティックを添えたお料理、ナイアガラ観光の記念にもよいかも！

何故人は滝に魅せられるのか！？それはきっと、人間が国境を定めるよりはるか昔から形成されていた豪快な大自然の姿が、我々ちっぽけな人間を圧倒するからだと思います。どんなに観光地化が進んでも、ナイアガラの滝はこれからも少しずつ自然に形を変えながら、私たちを魅了し続けることでしょう。