台湾・花蓮の行き方と楽しみ方


JTB台湾マイバスチーム

台湾でのんびり過ごすなら、花蓮を訪れてみませんか。東部最大の都市・花蓮は太平洋に面し背後には中央山脈が迫る美しい街。大理石の世界的産地として知られ、日本統治時代の面影がそこここに残る一方、交通の拠点でもあり、随一の景勝地・太魯閣峡谷への中継点となっています。花蓮の行き方や魅力など、最新情報をJTB現地スタッフがご案内します。

花蓮はどんなところ?


台湾の東岸、やや北寄りに位置する花蓮(かれん/ファーリェン)は、東部最大の都市。海岸には台湾4大港の一つ花蓮港があり、海沿いには鮮魚店や海鮮レストランなどが並びます。バラ石(?瑰石)や大理石の世界的産地としても知られていて、花蓮空港のターミナルやホテルやショップが建ち並ぶ歩道には、なんと大理石が埋め込まれています!

また台湾随一の景勝地として知られる太魯閣(たろこ/タイルウクー)峡谷への玄関口としても知られています。 気候は基本的にのどかで温暖。最も寒い1月でも最低気温は15~16℃、最高気温は20℃前後と天気がよく過ごしやすいのですが、夏には最高気温30℃を超え、「花蓮の太陽は人を咬む」といわれるほど暑さや日差しが厳しくなります。

台北からの行き方は?


台北から花蓮への行き方は、鉄道や飛行機が一般的です。 鉄道なら最新型の普悠瑪号(特急、2時間弱)や太魯閣号(東部幹線を走る特急、所要時間2時間弱)などがおすすめです。準特急の?光号では3時間弱かかりますが、少し料金が安くなります。 一方飛行機では、台北市内の松山空港から1日3~6往復、所要時間40分程度で到着します。

花蓮のおすすめスポット

ここからは花蓮の見所をご紹介しましょう。

松園別館
旧日本軍の軍事施設として、1943年に建てられた洋館ふうの建物。小高い丘に建てられた2階建てのこじんまりとした施設ですが、庭の松林が気持ちよく、2階からは花蓮港や街並みを見下ろすことができます。2001年には台湾の歴史百景のひとつに指定されました。花蓮駅から車で10分程度です。

アミ文化村
台湾東部地区の先住民、阿美(アミ)族の生活風習や儀式などを素朴な踊りと歌のショーで見せてくれる劇場。アミ族は歌や踊りに秀でているといわれ、約1時間のショーで豊年踊りや山狩りの踊り、結婚式の踊りなどを楽しめます。花蓮駅から車で約20分。

松園別館

アミ文化村

慈恵堂・勝安宮
慈恵堂には、道教の神様のなかでも最高位の玉皇上帝の母親にあたる金母娘娘(慈惠堂でのよび名。勝安宮では王母娘娘という)を祀っています。また宗派の違う廟も隣合せに並んで建っています。どちらも参拝客で活気にあふれ、慈恵堂の祭り(旧暦2月18日)には大変賑わいます。

また、勝安宮は悪霊払いの御利益があるともいわれており、本宮の中はお供え物を抱えた人でいっぱい。位の高い女神を奉る廟のため、どちらもきらびやかで豪勢な造りです。 花蓮駅から車で約15分。

自強夜市
花蓮の自強路と和平路との交差点で開かれる夜市です。台北など他の都市の夜市ではアクセサリーや雑貨などの露店も多いのですが、ここは露店の大半が食べ物を売る店で花蓮ローカルにも人気の夜市です。決して規模は大きくありませんが、麺類、ごはん類はもちろんカキのオムレツやしぼりたてのジュースなどさまざま。

中でも大人気は串焼きの露店。BBQと呼ばれますが多い時には1時間近く並ぶこともあるそうです。自強夜市オリジナルの一品をぜひどうぞ。

慈恵堂・勝安宮

大きなエビを豪快に!

太魯閣(タロコ)峡谷
切り立った大理石の峡谷が続く、台湾随一の景勝地・太魯閣峡谷。花蓮からバスで約1時間45分。台湾ローカルにも人気の高い観光地です。 長春瀑布が流れ落ちるすぐ上に建てられた長春祠、峡谷が最も狭まっている燕子口、高さ200mもの一枚岩が、峡谷の両岸にそびえる大断崖、、戦前に設けられた古道の一部で現在は遊歩道となっている緑水歩道など、見所はたくさんあります。

いかがですか?花蓮はさまざまな魅力に溢れる街です。太魯閣峡谷への観光の玄関口でもある花蓮へ、ぜひ訪れてみてください。

こちらは太魯閣(タロコ)峡谷。

  • オプショナルツアー(現地発着)
    TWD4,500〜
    立霧渓の激流が造り上げた峡谷で、20kmに渡り断崖が続いています。写真に写りきらない絶景を、是非ご自身の目で見て体感してください。昼食は食べやすくアレンジされた原住民風メニューをご案内いたします。

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