”タイ国有鉄道”で行く、メークローン鉄道市場

JTBタイ支店
Rattiya

通称「傘たたみ市場」として有名な、メークローン鉄道市場

サムット・ソンクラーム県 メークローン駅にある、所狭しとひしめき合う商店が並ぶ線路市場。今にも商品に触れてしまいそうなくらい、スレスレの距離で通過している鉄道を見ることができます。鉄道が通る度に素早くテントをたたむ様子から「傘たたみ市場」とも呼ばれており、昨今メディアなどでも取り上げられ、世界各国からの旅行者が集まる大変人気な観光地です。今回の鉄道での旅は、費用を抑えて行きたい方や、道中で現地の人々の暮らしなどが垣間見れる異国感を感じたい方、冒険のような旅を味わいたい方に特におすすめです。お時間に限りがある方や、言語の心配がある場合は、快適なオプショナルツアーもございますのでご検討ください。

まずは、鉄道の運行スケジュールを確認

バンコクからメークローン(Maeklong)駅への鉄道は、1日4本。今回は、11:10にメークローン駅へ到着し、11:30にメークローン駅を折り返す鉄道が見られるように向かうスケジュールをご紹介いたします。

06:30 メークローン駅までの列車旅は、国鉄ウォンウェンヤイ駅から

国鉄ウォンウェンヤイ(Wongwian Yai)駅で07:00発のマハチャイ(Maha Chai)駅行きの切符を購入。(チケット10バーツ、約40円)約1時間程度乗車し、終点のマハチャイ駅で下車。国鉄ウォンウェンヤイ駅までは、バンコク市内にご宿泊の場合はBTSスカイトレインやタクシーでアクセス可能です。

国鉄ウォンウェンヤイ(Wongwian Yai)駅に停車中の鉄道

停車中はかなり暑いです、発車して風が車内に入ってくるまでの辛抱です

08:00 マハチャイ駅到着後、マハチャイ埠頭へ向かい渡船に乗船

マハチャイ駅到着後、マハチャイ埠頭まで5分程度歩き、ターチャローム(Thachalom)淺橋まで約5分間、渡船に乗ります。(チケット3バーツ、約12円)

マハチャイ(Maha Chai)埠頭

ターチャローム(Thachalom)淺橋

08:05 ターチャローム淺橋到着後、国鉄バーレーン駅へ

ターチャローム淺橋から、国鉄バーレーン(Ban Leam)駅までは徒歩約10分。バーレーン駅から乗車する次の列車が10:10発の為、時間はたっぷりあります。周辺には、干物などを売る商店街や寺院、”Baan Thachalom Tourism Information Center”という、綺麗なお手洗いが併設されている観光案内所もあります。ゆっくりと散策してみるのもいいかもしれません。

09:45 国鉄バーレーン駅到着、待機

国鉄バーレーン駅で、10:10発のメークロン駅行きの切符を購入します。(チケット10バーツ、約40円)乗車時間、約1時間程度でメークローン駅に到着します。メークローン駅に近づくに連れて、スレスレを通る列車を写真に収めようとたくさんの観光客がおり、皆さん手を振ってくれます。

国鉄バーレーン駅

”TO Maklong”という看板があるチケットオフィス

車窓から触れられる距離に観光客がいます

11:10 メークローン駅到着

ついにメークローン駅へ到着です。列車は想像の何倍も近かったですが、、スピードは全くなく、かなりゆっくりと走行しますのでご安心下さい。観光客が列車にぶつからないよう、必死に声掛けをしながら線を張る地元の方が印象的でした。鉄道での旅は時間と労力を使いますが、日本では味わえない風情ある車内の雰囲気や、道中に車窓から眺める自然あふれる景色を堪能できました。

メークロン駅

線を引き、観光客が列車にぶつからないようにする地元の方

思ったよりかなり近いですが、速度はかなりゆっくりなので安心です

すぐ近くに乗員!スレスレです

帰りはミニバスでバンコクまで

周辺にタクシーは通っていないので、帰りは、冷房の効いたミニバスを使ってバンコクへ帰りましょう。メークローン市場からすぐの場所にある、サムットソンクラームバスターミナル(Samut Songkhram Bus Terminal)よりバンコク市内へのミニバスが出ており、1時間半程度で帰ることができます。(チケット100バーツ、約400円)ここまで読んでみたけどやっぱりハードルが少し高いなぁと感じる場合は、上記でご紹介したツアーだけでなく、日本語ガイドが専用車でご案内するプランもございます。ご検討ください。

この記事を書いたレポーター

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