タイの人々とゾウの深いつながりを知る(2024年最新版)

JTBタイ支店
Rattiya

タイを代表する動物といえば「象」。

タイの人々は長い間、象と深く関わりながら生活してきました。今回は庶民から王様まで、象を特別な存在として親しみ敬意を払ってきたタイの人々と象の暮らしを少し覗いてみましょう!

↓↓JTBでは、象乗り体験が含まれているオプショナルツアーを種類豊富に取り揃えています。

  • オプショナルツアー(現地発着)
    JPY9,913〜
    1名参加の場合 1名あたり19,826円
    2名以上参加の場合 1名あたり9,913円
    タイ観光で外せない世界遺産アユタヤの寺院観光と象乗り体験(約10分)をお楽しみいただけます。14世紀半ばから18世紀半ばまで約400年間、アユタヤ王朝の都として栄えた都市アユタヤ。テレビや雑誌でもよく紹介される世界遺産遺跡群として有名です。その主要名所を効率よく観光するツアーです。午前出発か午後出発をお客様のご都合に合わせてお選びいただけます。※象乗り体験は1頭の象に最大2名です。※象に乗らない場合でも返金はございませんので予めご了承ください。
  • オプショナルツアー(現地発着)
    JPY23,705〜
    1名参加の場合 1名あたり47,410円
    2名以上参加の場合 1名あたり23,705円
    バンコクを訪れたら絶対に外せない定番スポットを1日で満喫!
    午前中はバンコクの「エメラルド寺院(ワット・プラケオ)、王宮、ワット・ポー(涅槃寺)、ワット・アルン(暁の寺)」を巡り、午後はアユタヤにご案内いたします。

    ■ エメラルド寺院(ワット・プラケオ)
    1782年バンコクに都が移された時に建設されたタイで最も格式が高いとされる寺院です。
    祀られている翡翠で作られた仏像が、まるでエメラルドのように輝くことから、エメラルド寺院とも呼ばれています。

    ■ ワット・ポー(涅槃寺)
    金色の大きな釈迦の寝像とタイ・マッサージの総本山として有名です。

    ■ ワット・アルン(暁の寺)
    三島由紀夫の小説でも有名なモザイク装飾が美しい寺院です。

    ■ <世界遺産>アユタヤ観光
    寺院観光と象乗り体験(約10分)をお楽しみいただけます。
    14世紀半ばから18世紀半ばまで約400年間、アユタヤ王朝の都として栄えた都市アユタヤ。
    テレビや雑誌での露出も多い世界遺産遺跡群の主要名所を訪れます。
  • オプショナルツアー(現地発着)
    JPY15,085〜
    ※夕食時のドリンク代は含まれておりません。
    ※天候等の理由によりライトアップが見れない場合がございます。その場合のご返金はございませんのでご了承ください。
    メンテナンスにより一時中止となっていた世界遺産アユタヤ遺跡のライトアップが復活しました!夜に輝く幻想的なアユタヤ寺院をご覧いただけます。
    夕食と象乗り体験が含まれます。
    ※18時以降ライトアップが始まります。
    ※アユタヤ名物の「ロティーサイマイ」も試食しましょう。

象はタイの生活にも信仰にも欠かせない存在

タイ語では象を「チャーン」と呼びます。象はタイの人々にとって特別な存在です。なぜ、タイの人々はこれほど象を大切にするのか?その理由はいくつかあるようです。

例えば、かつて他国との戦争になると王は象に乗って戦いに臨みました。象は王を守り先頭を切って戦う勇気と誇りの象徴とされているのです。

また、多くのタイ国民が信仰している仏教では「ブッダのお母さんはある日、白い象がお腹に入る夢を見てブッダを身ごもったことを知った」という逸話があり、タイ人なら子どもでも知っている有名な話だそうです。

仏教と象の関わりはさらに深く、中でも白い象はブッダの化身とされブッダの前世が白い象だったという説もあるそうです。さらに、タイでは白い象を得た国王は高い人徳を持ち人々から敬われると信じられていて、白い象は王の象徴でもあります。1916年まで採用されていたタイ国旗は、赤い地に白い象が描かれたものでしたし、なんと白い象を発見したらすべて王に献上しなければならないという法律まであるのです!白い象は国家の威厳の象徴でもあるのです。

タイの一般生活にも深く関わる象

一方、庶民の生活にも象はなくてはならない存在です。記録によるとタイでは100年前には、なんと10万頭もの象が飼育され人とともに生活し、チークなどの森林伐採など林業に携わっていたそうです。しかし乱伐などで森林伐採の仕事そのものが減っていき、1989年にはタイでのチークの伐採そのものが禁止、その後飼育される象はどんどん減っていきました。

野性の象も自然破壊や道路建設による生活の場の分断などで減少、今では野性の象が約 2,250頭、飼育の象が約2,400頭にまで減少しました。タイだけでなくアジア全体でも野性、飼育を問わず象の減少は深刻で今では絶滅危惧種にも指定されています。

林業での活躍から観光での活躍へ

林業の仕事がなくなるにつれ、飼育され人間とともに生きてきた象は、観光客を乗せる仕事をするようになりました。減少した象の保護育成のため、タイではエレファントキャンプを各地に設けて保護し、これまでともに林業に生き象を馴らしてきた技術を生かして、エレファントライディングという新しい分野を開拓したのです。

象に乗れるアトラクションは観光客に大人気で各地の観光地に広がり、今では1,300頭以上の象が携わっているそうです。その収益は膨大な費用がかかる象のエサや飼育費用(何しろ大人の象1頭に1日に150kgの食料、100リットルもの水が必要です)の一部に充てています。

タイ政府は保護センターを作り象の病院を建設するだけでなく、年をとった象の保護施設まで開くなど、いろいろな対応をしています。

エレファントライディングにはさまざまなタイプがあります。アユタヤでは世界遺産の寺院の周りをのんびり歩き、プーケット島では海岸のそばや森の中をライディング、かと思えば北部のカオヤイでは、象がジャングルを通り川の中をザブザブと歩く、エキサイティングなコースを進みます。

象の背中は想像以上に高く、象の歩きに合わせて揺られ眺める景色は、ウォーキングともバスの車窓ともまったく違って見えます。象はとても賢いので、時には風に飛ばされてしまった帽子を鼻でつかんで、乗っている人に戻してくれたり、思いもよらない交流に出会うこともあり、楽しいひとときを過ごせます。

  • オプショナルツアー(現地発着)
    JPY9,482〜
    ※天候不順により象乗り体験が催行中止となった場合でも返金はございません。
    絶景の海を見渡すビューポイントで象乗り体験(約30分)を楽しむ本格的なエレファントトレッキングツアーです。象の背中に乗り、ジャングルの中をトレッキングし、プーケットの大自然を体験することができます。象の背中の上は地上約2mにもなりますので乗る際には充分お気をつけ下さい。

大人気のエレファントライディング。ゆったり揺られるのが心地よい散策です

この記事を書いたレポーター

Rattiya

エリアから探す

地図から探す

記事タイプから選ぶ

旅のテーマから選ぶ

旅行スタイルから選ぶ

日付から選ぶ