タイのおすすめ三大水上マーケットのご紹介（2024年最新版）

チャオプラヤー川の無数の支流や運河・水路を使った水運が発達するタイでは、昔から水上マーケットが盛んでした。かつては水辺に住む人々や地元民の生活の一部として利用されていた水上マーケットは、今では観光客、なかでも外国からの観光客に大人気！何ともエキゾチックな光景と、小さなボートでモノを売る人々の見事な舟さばきを見に世界中からファンが押し寄せているのです。バンコクやアユタヤに近く、地元民にも人気の高いマーケットをご紹介させていただきます。

バンコクの南西約80kmにあるダムヌン・サドゥアック水上マーケット。かつて水運の縮小と運河の開発などから、その数が激減していた水上マーケットとその文化を後世に伝えようと新たに開発されました。

朝早くから新鮮なフルーツ、野菜、魚介類などを山積みにした小舟が運河を所せましと往来し、売り子が声を張り上げ、とても賑やかです。水路わきには民家が立ち並び、多くの家がマイカーならぬマイボートを持っています。

早朝から昼過ぎまで開かれていますが、市場がもっとも賑わうのは朝8～10時頃。可能であれば朝9時頃までに到着したいものです。少し早起きして出かけてみましょう。

ダムヌン・サドゥアック水上マーケット（Damnoensaduak Floating Market）
営業時間：7:00am～11:30am
住所：Amphoe Damnoensaduak, Ratchaburi
アクセス：バンコクから車で約1～1時間半

バンコク市内から車で1時間半～2時間、バンコクの南西約80kmのアンパワー川の河口付近にあります。

平日は開いているお店も少なく閑散としていますが、週末の金・土・日曜日の午後3時過ぎになると、両岸にギュッとひしめく店々から賑やかな売り声が響き、川面を行きかう行商の舟はぶつからんばかりとなります。そしてそれを目当てに繰り出す地元民が元気よく値引きをし、大いに賑わいます。

この市場は昔からの姿をそのまま残し、今もなお地元の人々に愛されている数少ない生粋の水上マーケットです。今ではタイでもあまり見かけなくなったこのようなマーケットの魅力に誘われ、外国人観光客はもちろんですが、タイ人の観光客も多く訪れます。それでもやはり一番多いのは地元っ子だとか。

この川では水上マーケット散策のほか、ボートで周辺の寺院などを訪れるボートトリップも人気が高いアクティビティです。

アンパワー水上マーケット（Amphawa floating-market）
営業時間：金・土・日曜15:00～21:00
住所：Amphawa, Samut Songkram
アクセス：バンコクから車で1時間半～2時間

2010年にオープンしたばかりという新しさで、今、アユタヤ観光の目玉の一つとなっているのがアユタヤ水上マーケットです。

現地の人は古い呼び方でアユタヤを「アヨタヤ」と呼んでいるそうです。ワットチャイモンコンの近くの池を中心に、新しい観光名所として造られたため、昔ながらの市場の雰囲気を残すダムヌン・サドゥアックとは少し雰囲気が異なりますが、新しい分、衛生面でとても心配りがされている点が、観光客にはうれしいところです。

この水上マーケットは、お土産物店や洋服店などがかなり充実しており、カフェやタイ式マッサージ店もあり、癒されることもできます。何より飲食店がとても充実しているのがうれしいポイントです。伝統的な食材からスナックやタイスイーツまで、まさによりどりみどり♪しかも価格はローカルプライスで、かなりお得！ぜひお腹を空かせて訪れて下さいね。

アユタヤ水上マーケット(Ayotthaya Floating Market)
営業時間：9:00～20:00
住所：65/12 Moo 7 Pailing District Ayutthaya

弊社では、日本語ガイドが付いた快適な専用車でご希望の水上マーケットへ行くことができるプランもあります。専用車を利用すれば、気になる水上マーケットを何箇所でもはしご！なんてことも可能です。