舌だけでなく目も楽しませてくれる"プラタ"
シンガポールの朝ご飯メニューの1つとして、またランチやおやつにも味わえるマレー&インド系の
定番メニューが『Prata(プラタ)』です。
小麦粉と卵で生地をこねて、鉄板に生地を薄くのばし折りたたみながら焼いていきます。
モチモチした食感に定評があります。
定番のプレーン味のほか、エッグ入り、チーズ入り、オニオン入り、マッシュルーム入りの軽食系からストロベリー、チョコ、バナナなどのスイーツ系まで、多種多様のプラタからお好みを選ぶことができます!
外はパリッと中はしっとりの「ロティ・プラタ」は、いつ食べても美味しいメニュー。
ギー(インド風澄ましバター)で味付けした生地を宙に投げ上げて伸ばす、インド南部の平たいパンのことで、魚やマトンのカレーと一緒にいただくのが定番。
舌だけでなく、目も楽しませてくれる「ロティ・プラタ」
プラタ作りで一番難しいのは生地を伸ばすこと。これは一見の価値がある光景でもあります。
プラタ職人が、何度も生地を宙に投げ上げて、紙のように薄く、4~5倍の大きさに伸ばしていきます。
この薄くなった プラタの生地を長方形に折りたたみ、油を引いた鉄板の上で焼きます。
生地をうすーく伸ばして、それを折りたたむことによって層を作るのですが、
うすーく伸ばすのはまさに職人技。
薄く伸ばした生地にオイルを塗って折り畳み、オイルをかけながら鉄板で揚げ焼きにします。
周りがサクサクで中はモチっとした食感になります。
今回ご紹介するお店「RAHMATH CHEESE PRATA」のシグネチャーメニュー『チーズ・プラタ』は、
外はパリッと中はもっちもち。
鉄板の上でパリッと焼かれた表面はサクサク、中はもちっとしていて、異なる食感を一度に楽しめます。
熱々の生地をちぎると、中からはトロンとチーズが溶けて出してきます。
ちょっとピリ辛のさらさらタイプのマトンカレーに付けていただきます。
カレーのピリ辛とチーズの甘みでうまく中和されていて絶妙なマッチング。
卵入りプラタにするだけでもよりマイルドな味になるので、トッピング次第で好みの味を楽しめそう。
量も適量ですし、また油で揚げられている訳ではないので、胃もたれもなく、おいしくいただけます。
「ロティ・プラタ」には、いろいろなバリエーションがありますので、
一日のうちいつ食べても満足するメニューとして、地元っ子に愛されているのには納得。
見た目に反し、軽食感覚でペロっとあっという間に完食♪
値段も「S$2.20」とお手頃なのもうれしいですね!
<プチアドバイス>
プレーンは混んでいない時、作り置きしていることが多いです。
出来立てが断然美味しいので、厨房をのぞいてプラタが積んであったらプレーンは諦めて、
具の入っているものを頼むと、熱々のできたてが食べられますよ。
【RAHMATH CHEESE PRATA】
住所:74 Lorong 4 Toa Payoh, #01-08 Toa Payoh Vista Market, Singapore 310074
※MRTトアパヨ駅より徒歩約10分
営業時間:火~日 6時00分~14時15分(月曜日休み)
この記事でご紹介したスポット
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